過去編６ ページ7
とうとう迎えた夏祭り当日…
緊張、期待、いろんな気持ちが混ざって
大学の講義中、何度うわの空になったことか…
待ち合わせの15分前、17時30分
そわそわする気持ちを抑えて彼女を待った。
｢お待たせしました〜
紬さん早いですね！｣
｢…あぁ、う、うん！
やっぱり女性をお待たせするのは良くないかなって｣
普段の彼女とは違う姿に魅せられて
返事がやや遅れる。
｢とかいって、私10分前に着いたんですよ？
それより前に着いてるってことは
今日、楽しみにしてくれてました？？
…なんちゃって〜
えへへ…私が楽しみにしてたので
紬さんも同じ気持ちならって思ったけど
なんか恥ずかしいな…｣
照れながらも気持ちを伝えてくれる彼女。
なんて愛らしいんだろうか…。
｢あはは…見抜かれてしまいましたね。
俺も村咲さんに会えるの楽しみでした。
…村咲さんが伝えてくれたから
俺も素直に伝えてみたけど
やっぱり恥ずかしいね…笑
それじゃ行こうか。｣
この日はすごく楽しかった…本当に…
こんなことを言ったら自惚れかもしれないけど
俺の気持ちは村咲さんと同じだと思っていた…
次会った時には一瞬でその考えが崩れた。
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お久しぶりです…
紬くん視点の過去編はここで一旦終わります！
村咲ちゃんに一体何があったのか、
次回から違う子視点で時が進みます！
この過去編の話の延長ではあるのですが…
紛らわしくならないよう頑張ります！
評価、お気に入りしてくださってる方
ありがとうございます…！
不定期更新になるとは思いますが
これからもよろしくお願いいたします。
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作者名：ゆめ | 作成日時：2017年2月18日 1時
