愛され病弱少女は須堂くんの彼女！【学校のカイダン】2

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それからしばらくして、少し時間はかかってしまったがケーキを食べ終わった。




「美味しかったぁ…」

玲奈「A、唇にクリームついてるよ？」

「え、どこっ？」



ちゅ。



クリームを拭おうとすると、それより先に唇に夏樹からキスされた。

そのまま少し舐められて、クリームをとられる。



「っ夏樹っ！」

夏樹「…んだよ、これくらいいいだろ」

波留「…ここでもお二人さんのいちゃつきっぷりは健在だな」

陸「まあ、夏樹もAに触れられなくてイライラしてたみたいだし？しょうがないんじゃないの」



…確かに入院してからは、スキンシップとかなかったしな。

私も正直寂しかった。



そんなことを考えてたら、ふと寂しくなって夏樹に抱きつく。



夏樹「どうしたんだよ、いきなり」

「…早く退院したい。元通り夏樹やみんなと一緒にいたいよ…」

タクト「A…」

夏樹「じゃあ安静にして、ちゃんと体調整えとけよ。…退院するまでは出来るだけ長くいてやるから」

「ん…、がんばる」




その後夏樹たちが帰ったあとの回診で、今夜異常がなければ退院できると知らされた。



嬉しくて、一斉送信でみんなにメールを送る。


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To 夏樹、美森、南、タクト、エミリー、玲奈、波留、陸
From A


あのねあのね、今日異常がなければ明日退院していいってー！！

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すぐさまみんなからおめでとう、と返信がきた。
もちろん夏樹からも…。


ーーーー

To A
From 夏樹

おめでとう。
それじゃあ、今日は早く寝ないとな。
ちゃんと暖かくして寝ろよ。

また正式に決まったら、連絡寄越せよ？
迎に行くから。


ーーーー

To 夏樹
From A

はーい！
ありがとうねっ(*´ω｀*)
おやすみなさいっ！


ーーーー



そう返信して、眠りについた。




眠りについて4時間程たった深夜だった。
再び発作が起きたのは。

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