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いつもはふざけている2人だが、やはり歳上だ。
こういう時にはしっかりしている。
だいぶ騒ぎが落ち着いてきた、その時だった。
フレッド「お、おい、あれって…！」
ジニー「A…あれなに…？」
『例のあの人の印だわ……！』
ジョージ「例のあの人が復活したってことか！？」
『わからない……』
突然空に浮かんだ髑髏は口のあたりから蛇が現れ、恐ろしいほど、緑色に輝いていた。
それは高く高く上り、緑がかったモヤを背負って、真っ黒な空にギラギラと刻印を押した。
フレッド「とにかく、キャンプ場に戻ろう！」
フレッドはジニーの、ジョージはAの手を引いて、テントに向かって一目散に駆け出した。
テントに戻ると、まだ誰も戻っていなかった。
フレッド「ジニー、パパたちが何とかしてくれるよ」
ジョージ「A、大丈夫だよ、大丈夫……」
ジニーとAはショック状態で、パニックになっていた。
双子はそれぞれを抱きしめ、落ち着かせようとしていると、ビル、チャーリー、パーシーの3人が戻ってきた。
ビルは腕からかなり出血し、チャーリーのシャツは大きく裂け、パーシーは鼻血を出していた。
それを見たAは目を見開き、ジョージの腕から飛び出し、3人に駆け寄った。
『どうしたの！？なんでこんなことに！』
パーシー「大丈夫だよ」
『大丈夫じゃないわよ！ビル！あなたからね！腕を貸して！』
パーシーはAに怒鳴られて心底驚いていた。
ものすごい剣幕で捲し立てるAを見て、ビルは恐る恐る腕を出した。
『なんなのよあの魔法使いたち…みんなにこんな怪我させるなんて…次会ったらタダじゃおかないわ！』
Aは怒りながら、ビルの腕の傷に薬を塗り、包帯を巻いてあげていた。
すると、チャーリーがテントの外に顔を出し、アーサーおじ様と、ハリーたちが戻ってきた。
『ビル、痛くない？大丈夫？』
ビル「うん、痛くないよ。ありがとう」
『パーシー、鼻をつまんで、これでおでこ冷やしてて。上向いちゃダメよ！チャーリー、こっちに来て』
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しなもんろーる(プロフ) - さらさん» コメントありがとうございます！これからも絡ませていくつもりなので、ぜひお楽しみに！お気遣いありがとうございます泣 さらさんも体調には気をつけてお過ごしください… (2022年3月8日 0時) (
レス) id: 90f5e9193b (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして！！お話凄く大好きです！！私はウッドと双子が大好きです！！ウッドとの絡みが多くて最高でした！！これからお話の続き楽しみにしてます！！コロナで大変ですがお体には気を付けてくださいね！！ (2022年3月4日 1時) (レス) id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しなもんろーる | 作成日時：2022年2月23日 22時
