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「────────────ら、起きなさい！さあ起きて！」
ジョージ「A、起きて！」
『んぅ……なに……？』
薄目で目を開け、ジョージの顔を見て、また布団に潜ろうとするAを、ジョージは布団を剥ぎ取って起こした。
アーサー「緊急事態だ。上着だけ持って外に出なさい！早く！」
アーサーおじ様はいつになく強ばった表情をしていた。
突然だった。
ネグリジェの上にカーディガンを着て、急いで外に出ると、外は大騒ぎだった。
謎の仮面の集団がテントに火を放ち、受付をしていたマグルが襲われていた。
アーサー「我々は魔法省を助太刀する。」
おじ様がそう言った時には、すでにパーシーやビルは腕まくりをして、謎の集団に向かって行こうとしていた。
チャーリー「ジョージ、Aを頼む！」
ジョージ「…わかった！A、行こう」
『うん…』
Aはジョージに腕を引かれた。
キャンプ場の向こうから、何かが奇妙な光を発射し、大砲のような音を立てながらこちらに近づいてくる。
大声でやじり、笑い、酔って喚き散らす声がだんだん近づいてくる。
そして、突然強烈な緑の光が炸裂し、あたりが照らし出された。
『っ、なに……あれ……』
フードを被り、仮面をつけた魔法使いたちが、ひとかたまりとなって杖を一斉に真上に向け、キャンプ場を横切り、ゆっくりと行進してくる。
だんだん多くの魔法使いが、空に浮かんでいる4つの影を指さし、笑いながら、次々と行進に加わった。
テントは潰され、倒され、燃やされていき、キャンプ場は火の海だった。
フレッド「どういうことだ…」
森にたどり着き、振り返ると、マグル一家の下にいる群集は、これまでより大きくなっていた。
魔法省の役人がなんとかして一団に近づこうとしていたが、苦戦していた。
マグルが落下してしまうことを恐れて、なんの魔法も使えないでいるらしい。
ジニー「ハリーたちがいないわ！」
ジニーの声でサッと周りを見渡すと、ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人がいなくなってしまっていた。
混乱する人波で、はぐれてしまったらしい。
『いつはぐれたのかしら…』
フレッド「無闇に動けないしな…」
ジョージ「落ち着いたら探そう、今はここにいたほうがいい」
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しなもんろーる(プロフ) - さらさん» コメントありがとうございます！これからも絡ませていくつもりなので、ぜひお楽しみに！お気遣いありがとうございます泣 さらさんも体調には気をつけてお過ごしください… (2022年3月8日 0時) (
レス) id: 90f5e9193b (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして！！お話凄く大好きです！！私はウッドと双子が大好きです！！ウッドとの絡みが多くて最高でした！！これからお話の続き楽しみにしてます！！コロナで大変ですがお体には気を付けてくださいね！！ (2022年3月4日 1時) (レス) id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しなもんろーる | 作成日時：2022年2月23日 22時
