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キングズ・クロス駅に着く直前、ハリーがふとジニーに聞いた。
ハリー「ジニー、パーシーが何かしているのを君、見たよね。誰にも言わないように口止めしたって、どんなこと？」
ジニー「あぁ、あのこと」
ジニーはクスクス笑った。
ジニー「あのね、パーシーにガールフレンドがいるの」
フレッド「なんだって？」
フレッドがジョージの頭に本を一山落とし、膝に座っている私にも当たった。
「『イテッ』」
ジニー「レイブンクローの監督生、ペネロピー・クリアウォーターよ。パーシーは夏休みの間、ずっとこの人に手紙を書いてたわけ。」
『休み中ずっと手紙を…？パーシーったら、素敵だわ！』
ロン「A、それ本気？」
ジョージ「ガールフレンドがいるって言ったろ？」
『バカね、そういう事する人が素敵って意味よ！私はパーシーよりオリバーだもの！』
フレッド「またそれかよ…いつになったら勝てるんだ？」
『オリバーが誰かと結婚したらね』
ジニー「ふふっ…それで、ある日二人が空っぽの教室でキスしてるところに、たまたまあたしが入っていったの。みんな、パーシーをからかったりしないわよね？」
フレッド「夢にも思わないさ。」
ジョージ「絶対しないよ。」
2人は、まるで誕生日がひと足早くやってきた、というような顔をしていた。
『可哀想だからやめてあげて。ね？』
ジョージ「……わかったよ。」
フレッド「……考えとくよ。」
ホグワーツ特急は速度を落とし、とうとう停車した。
荷物を棚から下ろそうとすると、フレッドが下ろしてくれた。
『ありがとうフレッド』
フレッド「どういたしまして」
汽車をおり、魔法のかかった柵まで人波に混じって歩く。
すると、後ろから聞きなれた声がした。
リー「あぁ、やっと見つけた！」
『リー！オリバー！』
ウッド「コンパートメント、結局どうなったの？」
『聞いてよ！ジョージが腕引っ張るから、ジョージの膝の上に座る羽目になったのよ！』
リー「はは！見たかったなそれ！」
ジョージ「姫、ちょっとだけ嬉しかったでしょ？」
ジョージに耳元で囁かれた。
『嬉しくない！！落ちそうで怖かったわ！！』
周りはみんな、顔を真っ赤にして言っても説得力ないのに…なんて思ったが、口には出さなかった。
そして、柵を通り抜け、マグルの世界へと戻って行った。
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しなもんろーる(プロフ) - みおさん» ご覧頂きありがとうございます！私自身、ウッドも大好きなキャラクターなので、多めに登場させる節がありまして、(笑)これからも登場していますので、楽しんで頂けると嬉しいです！ (2022年2月27日 18時) (
レス) id: 90f5e9193b (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - ウッドとイチャイチャできる作品がなかったのでとても嬉しいです!オチは違うかもしれませんが、これからもウッドと何かあったら嬉しいな…笑 (2022年2月8日 0時) (レス) @page40 id: e030db3d3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しなもんろーる | 作成日時：2022年1月28日 0時
