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試験の結果を聞くと、みんなよい成績だった。
グレンジャーだけは、2位で悔しそうだった。
そして、あっという間に洋服だんすは空になり、旅行かばんはいっぱいになった。
"休暇中魔法を使わないように"という注意書きが全生徒に配られた。
フレッド「こんな注意書き、配るのを忘れりゃいいのにっていつも思うんだ。」
隣にいたフレッドが、悲しそうに呟いた。
『そんなの無理に決まってるわ！(笑)』
笑いながら言い返せば、フレッドも楽しそうに笑った。
リー「A、こっち！」
先にホグワーツ特急に乗り込んでいたリーに呼ばれてコンパートメントに入ると、フレッドとジョージが既に座っていた。
ジョージ「あーあもう休暇だ。早いよ。」
リー「今年は最後に色々ありすぎたよ」
フレッド「どうやらAは、僕らを不安にさせるのが得意らしい」
『なによそれ！心配かけないように頑張ったのに…。』
そう言って少し落ち込んでいると、隣にいたジョージがポンと頭に手を乗せた。
ジョージ「でも、Aには心配かけられるくらいがちょうどいいよな？相棒」
フレッド「あぁ、じゃなきゃAじゃないよな、相棒。」
『もう、私の事なんだと思ってるのよ！』
フレジョ「「もちろん姫だよ！！」」
『だから姫呼びやめてよ！！』
リー「フレッドもジョージもAに甘いんだよなぁ…。」
4人でギャーギャー騒いでいると、いつの間にかキングズ・クロス駅の9と4分の3番線ホームに到着した。
フレッド「なぁA」
『なに？フレッド』
フレッド「夏休み、家に泊まりに来てよ。」
『いいの？楽しみ！あ、そうだ、手紙書くわ！』
ジョージ「手紙くれるの？嬉しいな」
リー「僕にもあるかい？A」
『もちろん！』
プラットフォームを出て、3人と一緒に改札に向かうと、色んな人に声をかけられた。
「A、またね！」
「A、バイバイ」
ジョージ「僕らの姫は人気者だなぁ」
ジョージがニヤリと笑った。
『やめてってば』
改札口を出ると、モリーおばさまがいた。
モリー「あら、A！元気そうでよかったわ！」
『お久しぶりです、モリーおばさま』
モリー「初めての1年はどうだった？」
『凄く楽しかったです！あ、お菓子とセーターありがとうございました！大切にします』
モリー「まぁ、嬉しい！どういたしまして」
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しなもんろーる(プロフ) - 雷さん» 分かりにくいのですが、ランスロット家が存在を認めていないのは、家族内でのことなんです… ただ、主人公の両親は完全な純血主義なので、ウィーズリー家をあまりよく思っていません。家族ぐるみの仲ではないんです…分かりにくくてすみません泣 (2022年2月27日 18時) (
レス) id: 90f5e9193b (このIDを非表示/違反報告)
しなもんろーる(プロフ) - ホワイトチョコレートさん» 嬉しいお言葉、ありがとうございます…！是非これからも読んでいただけると嬉しいです！ (2022年2月27日 18時) (レス) id: 90f5e9193b (このIDを非表示/違反報告)
雷 - 疑問なんですがウィーズリー家って血を裏切る者じゃなかったでしたっけ？ランスロット家はマグルと関わりがあるものの存在を認めてないのに何で家族絡みで仲がいいんでしょうか？アンチとかではなく素朴な疑問なので時間がある時に答えてくれると嬉しいです (2022年1月29日 0時) (レス) id: 6fcf3b2a43 (このIDを非表示/違反報告)
ホワイトチョコレート(プロフ) - とっても面白くて、一気に全部読んじゃいました！更新楽しみにしてます！ (2022年1月22日 22時) (レス) id: 9c2801bf33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しなもんろーる | 作成日時：2022年1月18日 1時
