江戸観光 ページ10
「まあ、江戸観光と来たらココだろ。」と目は死んでいるが、自信ありげな口調で言う銀さん。
目の前に大きく聳え立っているのは、江戸城だった。確かに銀さんが言う通り、江戸と言ったらココだ。
「ターミナルからも立派やったけど、近くで見たらもっとすごいなぁ！」と星花は興奮したように関西弁で言う。
よかった。退屈はさせてないみたいだ。
「当たり前ネ！そよちゃん家はすごいアル。」と神楽ちゃんも満足気に言う。
それよりそよちゃんって…
「江戸には、まだまだ素晴らしいところがたくさんありますよ！」
突然そんな可愛らしい声が聞こえたかと思えば、そよ姫さまが微笑みを浮かべて立っていた。
「そよちゃん！」と神楽ちゃんは嬉しそうにそよ姫さまに駆け寄る。
そよ姫さまと神楽ちゃんは、互いに手を取り合って、笑いあっていた。
…そうか、そよ姫さまと神楽ちゃんは友達同士なのか……。
「今日は私が皆さんに、江戸を案内してさしあげます！」とそよ姫さまは満面の笑みで言った。
こんな機会、滅多にないけど、本当にいいのかな？そよ姫さま自ら江戸案内なんて。
「いけません、そよ姫さま！もしそよ姫さまになにかあったら…。この六転舞蔵もついていきますぞ。」と怖そうなおじいさんが出てきた。
「えぇ！？じいやもいるんですか」とそよ姫さまは、困惑したような嫌そうな表情になる。
「なにを言っておりますか…！ついて行きますとも！」と六転舞蔵さんは断言する。
「ま、まあ、いいんじゃないですか？」と私は曖昧な笑みを浮かべて、2人を見つめた。
そよ姫さまは、気をとりなおしたように返事をすると、ついてきてください。と言って歩き出した。
六転舞蔵さんがその後に続くと、神楽ちゃんは星花の手を取って駆け出した。
「た、楽しくなりそうですね…！」と新八くんが、私に話しかけてくれる。私は曖昧な返事を返すと、3人の後に続いた。
だ、大丈夫かなー？
「大丈夫、俺に任せてくれ。」と銀さんは何か策があるのかそう言った。
もう少し、銀さんの言葉を信用してみるか……。
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だいぶ日にちが空いてしまい、申し訳ありません。
もう少し、更新の頻度を上げられるように頑張ります！
大福(｡-_-｡)
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坂本雪奈(プロフ) - 大福(｡-_-｡)さん» 私も嬉しいです！ (2018年12月24日 0時) (
レス) id: 075208253c (このIDを非表示/違反報告)
大福(｡-_-｡)(プロフ) - 坂本雪奈さん» やはりそういうことですかね……！辰馬好きなんですね！周りに辰馬好きの人いないから、仲間がいて嬉しいです笑笑 (2018年12月24日 0時) (レス) id: 509ac84e45 (このIDを非表示/違反報告)
坂本雪奈(プロフ) - 多分、ようこそ推し尊いの世界へという事だと思います！私も辰馬大好きです！ (2018年12月19日 16時) (レス) id: 0d84f3c92e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大福(｡-_-｡) | 作成日時：2018年5月5日 8時
