【gt】続_普通のJDがゾンビから守ってもらう話。 (ページ18)

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謎の施設　2 ページ18

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カツンカツンカツン

警戒しながら階段を降りる。
一応全員持っておいたハンドガンを手にして真っ暗闇の中進む。

不運なのか、計算なのか、最初に警備員に服を着替えさせられ武器を置いていくよう言われた為、俺たちはかなり戦闘には不向きな姿だった。

何か、ひっかかる。
もしかしたら、Aが危ないんじゃないか？

ビルの一階程度の段数を降りると、コンクリートの地面が真っ直ぐ続いていた。
が…

ky「おらんな、A。」

下に落ちたはずの桃の姿はどこにもなかった。

rd「…。急ごうか、中は広そうだね。」

コンクリートの道を急いで通る。
すると、通路の左右の壁が全て檻になっていた事に気づく。

ガシャン！！！！！！！！
tr「うわあ！！！！！！！！」

檻の中には、ゾンビが無数に沸いていた。
ヴーーヴーーーーーと唸り声が響く。

ge「なんなんだよ…ここ…！」
ar「まじで気味悪いな。ほんとに研究施設か？」

ワクチンの研究施設とは思えない程の荒廃さ。お化け屋敷の方が近えんじゃねえか？

檻が壊れる様子はなかったから、俺たちはフルシカトで道を真っ直ぐ突き進んだ。