【文豪ストレイドッグス】幽霊少女は、今日河に落ちた

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がつがつ




私の隣で茶漬けを物凄く沢山食べる少年




確か…中島敦と云っていた




「君 名前は？」




『……分からない』





これは嘘だ、私は名前を覚えている




だか、あの名は云いたくない





何故か、厭な気持ちになる






「そうだなぁ。じゃあ此方で決めて善いかい？」




『別に…』




何故、貴方に決められる？




口には出さなかったが、ふと思った




「Aはどう？」





『それでいい…』





A…うん。良いかも




「おい太宰、早く仕事に戻るぞ」




眼鏡の男性が、彼に話しかける。




イラついていると云った方が、正しい気がする



「仕事中に突然「良い川だね」とか云いながら
川に飛び込む奴がいるか。
おかげで見ろ、予定が大幅に遅れてしまった」




キッと彼をにらむ男性




それを適当にあしらう彼




「国木田君は予定表が好きだねぇ」



「これは予定表ではない！！
理想だ！！
我が人生の道標だ、そしてこれには…」




男性は理想と書かれた、予定表みたいな物を差す



「『仕事の相方が自 殺 嗜癖』とは書いていない」

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