バイトしよ ページ5
ちょっとしか寝れなかった…。
まだ眠い目をこすりながら、私はベッドから起き上がる。
私は今からビバリーヒルズまで自転車を取りに行かないといけない。
私は、ラフな服装に着替え、ひとこと言って、家を出た。
早朝って空気がおいしいんだね。
ランニングがてらに走っていると、久々にパルクールをやりたくなってきた。
私は、ちょっと塀の上を走ってみたり、飛び移ったりしてみる。
久々だけど、体が覚えてる!楽しい!
移動速いし、楽しいし、こりゃいいやと思ってパルクールを続けていると、いつの間にかビバリーヒルズについていた。
あ〜楽しかった。
私は、ポツンと置いてあった私の自転車に飛び乗って来た道を逆走し、家に帰った。
放課後、秀明に来ると、伝言板に若武の字でこう書かれていた。
「メンバーは、授業終了後、特別クラスに集合のこと。」
なんだろ?
やがて授業が終わり、私は特別クラスに行く。
最後に慌てながらアーヤが来ると、若武が立ち上がった。
「そろったな。
今回の事件は、俺たちにいろいろな教訓を残してくれた。自分たちの、思いもかけない能力に気づいたことも、その1つだ。
それで、これからはこういった方向で、バイトをするってのはどうかな。つまり、皆から事件を持ち込んでもらって、相談にのるんだ。相談料を取ってさ。リサーチ事務所だ。カッコもいいし。やろうぜ。」
流石、若武。
お小遣い停止で、自転車をなくしているのに全くガッカリしてない。
「相談料の取り分は?」
上杉くんが目をキラリと光らせた。
「いい質問だ。部下の諸君が7分の1ずつ。リーダーの俺が7分の2だ。妥当なセンだろ。」
黒木くんがため息をついて言った。
「その7分の2を、お前、どうするつもり?」
若武は、ニヤリと笑った。
「決まってるじゃないか。新しいチャリを買うんだ。俺、すげえ怒られた挙げ句に、小遣い停止なんだぜ。悲惨だよ。
だけど、ここでリサーチのバイト始めれば、金も入るし、そのうちにでかい事件に出くわせば、今度こそテレビにも出られるだろうしさ。一石二鳥だ!」
小塚くんが、呆れたといったような表情で、ボヤいた。
「若武の友達でいるって、ほんと、疲れる……」
アーヤが笑って口を開いた。
「でも、面白いかもしれないじゃない。やってみてもいいと思うな。」
「まぁね…」
私は苦笑いして、次に起こる事件を心配しながらそう言った。
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さまー(プロフ) - ユキさん» わかります!私も翼と忍楽しみです! (6月25日 20時) (レス) @page25 id: ad3984bf8f (このIDを非表示/違反報告)
さまー(プロフ) - 私も楽しみにしていますっ!できれば夢主のことがKZメンバーが好きになっているような場面がほしいです!これはアーヤの役目じゃ…?的な感じに!お願いできますか?? (6月25日 20時) (レス) id: ad3984bf8f (このIDを非表示/違反報告)
桜@ひなた - 続編も面白いですね!更新楽しみに待っているので頑張ってください! (2023年2月12日 17時) (レス) @page25 id: fb711c9d23 (このIDを非表示/違反報告)
ベルディグリ - ユキさん» ありがとうございますっ!(人*´∀`)。*゚+ (2022年4月17日 18時) (レス) @page9 id: b6251c6422 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - うわーめっちゃ好きです!翼が出てくるのを待っています!応援しています!!!! (2022年4月13日 7時) (レス) @page8 id: 8e64252870 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ベルディグリ | 作成日時:2022年4月2日 18時