素直なあなたに2 (ページ34)

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「…付き合ってどんくらいだっけ？」

「3ヶ月」

「…へぇー、、まぁ…そんな恋人の形だってあるよな…うん。」

「ちょっと引いてんじゃん！」

「いや、引いてない！引いてはいないけど、、ビックリはした…」

「そうだよね…」

手に持ったグラスを一度口に運んでから、少し考えるようにまた照が話を続けた。

「んー、、阿部は目黒とさ、したいと思わないの？」

「……分かんないけど、目黒とならいいかな、、とは思う、、」

「じゃあさせてやればいいじゃん？」

「……⁇えっと、、俺が拒んでる訳じゃないんだけど？」

「え？そうなの？」

「目黒の方が、そうゆう雰囲気になるのをあからさまに避けてるような気が…するかな、、」

「ほんとに？」

予想外だったというような表情の照を真っ直ぐに見つめ返し、自分でも分かるくらい無理に繕った笑顔で言葉を続ける。

「たぶんそうゆう事をさ、俺とはしたくないんだと思う。はぁ、他にも俺みたいな存在がいたりして…」

「阿部、それは違う。目黒に限ってそれはない。」

落ち込んだ拍子に自虐のように呟いた言葉を、照が真っ直ぐに否定した。

「ごめん、今のは冗談。浮気を疑ってる訳ではないよ。」

「多分目黒は、お前のことが大事過ぎて出来ないだけだよ。俺が言い切る！」

「何で分かんの？」

「んー、、男だから？」

「俺も男だし！w」

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