【ｲﾅｲﾚ】我らの戦うメイドさん！！！【ｲﾅｺﾞ】 (ページ26)

今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:21,045 hit

メイド録２３ページ26

まあリュージのあの賢者モードはいつものことだ

それよりロスした時間の分をどうやって穴埋めするかだ

「ねえマサキ。私が入院てからどのぐらいたった?学校の様子は?」

マサキ「あ、ああ。Aが入院してから今日で1週間だな。俺のクラスはちょつと噂波立つぐらいだけど、Aのクラスは混乱してるかも」

「ふーん…まあ、相手の出方次第か。それでこれからの作戦を言っとくけど、質問は最後でよろ」

そう言うとAはマサキを手招きしベッドに座らせた

ギシギシと音を立てながら四つん這いで近づいてくる

「…いや、座れよ」

マサキ「んー、このままでいいよ。動きやすいし?」

「あっそ。取り敢えず相手の出方次第では銃をぶっ放す。まあ多分もう敵対意思は持たれてるんだろうけど」

マサキの口から「うっわぁ……マジかよ」と小言が出てきたが無視して続ける

「もしかしたら相手は学校の誰かを見方にしてるかもしれないから、マサキは相手の情報を全部洗い出して」

マサキ「うへえ……嫌な仕事じゃんかぁ……」

「失敗したらヒロトたちが煩いからね。あと武器倉庫のストック確認。どっかの誰かさんが買ってばっかしで売らないから大量にあるとは思うんだけどね」

ヒロトの耳に入るようにわざとらしく言うとヒロトはビクリと肩を揺らす

すると人形仕掛けのように首をガクガクさせながらこちらを向いた

額には大量の冷や汗と引きつった口元、目線はどこかを漂っているようだ

ヒロト「な、なんで知ってんの…!?あっ」

すぐに口を閉じ手で覆うヒロト

でも遅かったようで、さっきまで賢者モードだったリュージの表情からは

物凄い形相の般若が浮かび上がっていた

リュージ「へえ?最近やけに武器が増えるなあって思ってたら、そっかぁ……」

ヒロト「ご、ごめんなさ……」

最後まで言い終える前にリュージの一手が出た

腕を後ろまでグっと引くと思い切り前に突き出し、見事ヒロトの溝内にクリーンヒット

「ナイスゴール」

Aは呑気にそう言うと拍手をすると釣られてマサキとエドガーも拍手をしだした

マサキは哀れみで、エドガーはその場の雰囲気で拍手をする