☆ ページ9
目についた本を手に取る。
パラパラとページをめくった。
･･･全く、頭に入って来ない。
いつもなら、幸せでたまらないこの時間。
なのに今は苦痛でしかなかった。
図書館に着いて、二時間くらい経った。
そろそろ帰ろう。
そう思って、本を戻し、図書館を出る。
｢アーヤ･･･！｣
自動ドアを抜けて出たと同時に、聞こえた、翼の声。
翼の姿を見て、びっくりした。
綺麗な髪は乱れて、少し濡れている。
そして、白い頬にある、一筋の切り傷。
｢ど、したの･･･？｣
思わず、そう言わずにいられなかった。
翼は再び、あの笑顔を見せて、落ち着いた声で言った。
｢･･･カフェテリア、行こっか。｣
いつもは、嫌に思う提案。
でも今は頷くほかなかった。
カフェテリアは、人があまりいなかった。
でも、友達同士ではしゃぐ子達もいたから、話しただけで目立つことはなさそう。
ということで、私は翼の話を聞くことに。
話してくれて思ったのは･･･
申し訳なさと、罪悪感、かな。
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向日葵(プロフ) - 月さん» ありがとうございます！ これからもがんばります^^* (2019年4月1日 20時) (
レス) id: 188007f767 (このIDを非表示/違反報告)
月 - お話、すごく面白かったです。今後も応援しています。 (2019年4月1日 16時) (レス) id: 422ad37742 (このIDを非表示/違反報告)
しめじ - 評価変なとこ押してしもた、、ごめん。面白かったよ！！ (2019年2月2日 13時) (レス) id: bc1a274c96 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - Kokone♪さん» ありがとうございます！また二人の話を書けたらなぁと思ってます！ (2018年9月9日 10時) (レス) id: 188007f767 (このIDを非表示/違反報告)
Kokone♪ - 紗菜ちゃんとアーヤのお話、もっとみたいです！面白かったです！お疲れさまでした！ (2018年9月7日 18時) (レス) id: 1acdcbf3ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵 | 作成日時：2018年5月23日 16時
