kｚ短編集！Ⅱ (ページ2)

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バァン！と勢いよくドアを開けた。

小塚は何回か来たことがあるそうだが、俺ははじめてだ。

広めの部屋で似合う言葉はまさに「simple is the best」

部屋の床にはものが落ちてなく、汚れもない。はっきりいってとてもきれい。

カーテンの端もピッタリと揃えられていたにもかかわらず、ベットの上だけがぐちゃぐちゃだった。

美門は上半身裸でベットの上に座っていた。

布団は不自然に盛り上がっていて美門はそれを隠すように座っている。

「やぁ、突然どうしたの？」
口調はおどけていて呑気そうだったが目は人の心を見透かすようだった。

「お前こそなにしてんの？」
黒木が低く迫力のある声で言った

ゾワッとするような声

それに美門は構わず
「ひとん家に勝手に入ってるくなんて失礼じゃない？」
といって、ｸｽッとわらう

座ってるそこから１㎜も動かない
その奥には白いものが

それで美門を押し倒してその白いものを見ようとしたんだ。

でも、美門に俺は捕まった

「その布団をめくったらダメだよ。」
意味ありげな感じ。

その時
「翼、苦しい」
アーヤの声がした。

「あぁ、ごめんね今こいつらに出てってもらうよ」

そう言ってこっちを見てあっちいってと目で示す

「何でだよ！」

「翼、暑い」

「ほら、アーヤが酸欠なっちゃうよ？」

「じゃあ、出ればいい」

「出れるなら出てるさ」

その時、
「皆うるさい！早くでてってばっ！」

と、アーヤの怒りの声

それと、同時に出てくる生足。

スラッと細く白い足。

太ももの辺りまでみえる

「おまっ、あ、はっ！？？」

くるっと俺と上杉と小塚は回れ右。

え、マジで？心のどこかでアーヤは大人の階段に昇ってないと思いたかったのかもしれない

信じられない思いでその場にたっていた。
しかもなんで、よりによって美門なんだよ！

「若武、たちな、なん、だと思っっったの？」

美門がケラケラと大爆笑してる。

「…知らね」

「まぁ、中学男子だもんね、しょうがないよ。wwww」

「うるせっ！」

「それで？なんでアーヤはそんなんなの？」

「あー、ジュースこぼしちゃってさ。
派手にやったからアーヤのスカートまで汚れちゃって」

それからチラッとアーヤに視線を流した。

「ね、なかなかセクシーでしょ？」

「もうっ、翼っっ！」
　 end

(いまならアーヤの生足見れるよ？振りカえったら？ww)

(…みたい…なんてことは決してないっ！！)

(へぇー？)
(ないとこもない…)