弟の部屋 ページ2
家に帰ると、誰もいなかった
両親は仕事、弟は遊びに行ったのだろう
一番下の弟は、保育園にいっているはずだ
荷物を置こう
二階への階段を上って、自分の部屋のドアノブに手をかけ、入る
荷物を置いて、ゆっくりしていると
バササッ
と、隣の部屋からモノが落ちる音がした
音的に、紙だろう
私の部屋は、端っこで、一番小さい部屋だ
まぁ、自分で希望したのだけれど
そこまで考えて、疑問が浮かんだ
弟達は、保育園と友達の家
両親は、仕事
つまり、家にいるのは私だけだ
じゃあ…隣の部屋の、モノが落ちる音は何?
目を閉じて、ある事をする
皆さんも知っているかも知れないが、一応説明しとこう
私がやったのは、自分の家に霊がいるか確かめるテストだ
目を閉じて、自分の家を、リアルに想像する
想像したら、玄関に入り、家の窓を全部開ける
全部開けたら、玄関に戻る
そして、今度は開けた窓を全部閉める
閉めたら、玄関に戻り、家から出る
ここで目を開ける
開けてる途中、閉めてる途中に、何が、何人いたか思い出す
そして、その何かとその人数が、家にいる霊と人数にあたる
私は、それをやっていた
結果は、2人いた
じゃあ、もしかして…
そう思い、物音が聞こえなくなった、弟の部屋に入る
やはり、モノが落ちていた
それを片付け、出ようとすると
ラップ音が、聞こえた
一度ではなく、二度も、三度も
何回も聞こえた
ポルターガイスト…
頭の中で、それが浮かんだ
弟が、怖がって、私に助けを求めることを想像する
ただただ、滑稽だと思った
私は、いまだ続くラップ音に向かって、こう言った
「私は、貴方達を大歓迎する。その調子で、家族を怯えさせて?…期待してるから。」
それに答えるように、大きいラップ音が、一回聞こえた
その後は、何も聞こえなくなった
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
あれは、「わかった」と言ったのか、「ヤダ」と言ったのか
いまだわかりません…
ちなみに、これは6年生の時の話です
私が家族に嫌われ始めた頃の話ですね…
おっと、私の身の上話なんて、聞きたくありませんよね
失礼しました…
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杞乃葉(プロフ) - スルーしてもらって構いません (2017年7月25日 18時) (携帯から) (
レス) id: 7b1e765a3f (このIDを非表示/違反報告)
杞乃葉(プロフ) - 何かあったら私でよければ相談にのりますので、レスをしてくれれば返事もしますので一人で悩まないでくださいね
(2017年7月25日 18時) (携帯から) (レス) id: 7b1e765a3f (このIDを非表示/違反報告)
杞乃葉(プロフ) - 私も良くあります 嫌われて要ると感じるし、それで家族を恨んだこともあります (2017年7月25日 18時) (携帯から) (レス) id: 7b1e765a3f (このIDを非表示/違反報告)
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