閉じ込められました。誰かいませんか？【す+と+ぷ+り】

【お気に入り100人突破記念！】ドッキリしてやった ページ25

お気に入り登録者100人を記念しまして！
番外編です！

＿＿＿＿＿＿＿



外は怖いくらいの快晴。
お出掛け日和……だと思う。



だがしかーし。
私たち引きこもりにはそんなことは関係ない。



……引きこもりでは言葉が悪いな。

インドア派とでも言っておこうか。



さて、そんな私は現在るぅとくん宅に居るのである。

何を隠そう、私たち二人はとんでもないドッキリを思い付いてしまったからだ。

そう、今日はついに私たちが奴らを見返す時となるのだ。



と、インターホンが鳴った。

お、来たな。



私はるぅとくんと顔を見合わせて、ニヤリと笑った。



るぅとくんが玄関へ行くと、ドタバタと人が入ってくる音がする。

すぐさまリビングのドアが開き、青いのが一番に入ってきた。

こ「Aもう居たんだ！で、話って?!」

る「ころちゃん、そんなに焦らないでください。とりあえず座って。」



るぅとくんに促され、渋々といったように座るころんくん。

他の奴らも「よっ！」みたいな挨拶をして入ってきて、適当に座った。



『さて、早速で悪いけど本題に入るよ』

やっば、なんか緊張する。

でも大丈夫だ。ドッキリの作戦は完璧なはず。





＿＿ドッキリの内容はこうだ。

事前に私が話がある、とみんなに伝えて集まってもらう。

そこで私とるぅとくんが付き合っている、というようなことを話す。

みんなが動揺しているところでネタばらしをする！



ちなみになぜ仕掛人にるぅとくんを選んだかというとだね。

私とるぅとくんって、かなりいじられるのよ。
だから見返してやろうぜ！ってことでドッキリを仕掛けることにしたのだ！



しかしまぁ、ドッキリをするなんて初めてだから、変に緊張する。

ばれないように、力を抜いて演技しないと……！



るぅとくんの方を一度見てから、息を吸った。

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