閉じ込められました。誰かいませんか？【す+と+ぷ+り】

誰かいませんか？　ころん 15 ページ16

さーてはちみつのポットに乗り込むぞっ！



と、思ったんだけど。



『ポットじゃないね、ヤギ……かな？』

こ「う、うん……」



本来はちみつのポットであろう座席が、ヤギ、というか、なんともいえない物体に変わっていた。



ヤギと言われればヤギだが、くまのようにも見えるし、犬にも見えるし。



なんだこれ。



こ「ま、まーいいや。これは置いとこう。
さ、早く乗っちゃおうぜ。時間そろそろ迫ってそうだし。」


あ、そうじゃん！
あっぶね、制限時間あること忘れてたわ。



さて、早速乗り込んで、と。



『しゅっぱーーーつ！！！』



かわいい道を、ヤギ(仮)のポットに乗って進んでいく。

ああ、なんて素敵でかわいいの！！！

只今テンションがハイな私である。



『みてみてころんくん！あそこにヤギいるよ！笑
しかも飛んでる！』

こ「お、まじか！いやー、凝ってんねぇ。すげぇわ。」



たのしい！というのが今の一番の感想。

もっと子供騙しみたいな感じなのかと思ったけどそうでもない。

内装は十分作り込まれてるし、流れている音楽も軽快な感じで素敵。

いやぁ、いいね、ここ。



そうして楽しんでいると、あっという間に時間は過ぎて。

アトラクションを乗り終わった。



『ころんくん！めっちゃ楽しくなかった？』

こ「うん！名前にそぐわず楽しかったわ！！」



いやいいね、ヤギさんのハニーハント。

結局ハニー要素どこにもなかったけどね。



こ「ちょ、それは言わないであげてよ、楽しかったんだし笑」

『っふふ、そうだね。』



結論！



終わりよければ全てよし！！(何か違う)

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