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「 姉さん 」



人気のない広い廊下で、



後ろから聞き覚えのある綺麗な声が私を呼び止めた





「 藍 」





憎たらしいほどに整った顔が瞳に映る






「 今日もうちに帰らないの? 」




「 帰らない 」



間髪入れず、はっきりとそう答えると、


傷付いた表情をした。






「 なんで、、、! 」



「 要件はそれだけ? 」





クルッと背中を見せて歩き出した。




母さんには悪いけど、帰りたくない。




愛される枠が残っていないあの家は、






ただの"牢獄"だ。









.

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もも(プロフ) - はぎさん» ありがとうございます!完結まで少し時間が掛かると思いますが、末永くお付き合いください! (2018年10月18日 17時) (レス) id: 3c23c3a7d0 (このIDを非表示/違反報告)
はぎ - タイトルも好きですし今後の展開も楽しみです。完結まで応援し続けます!ご自分のペースで頑張ってください!! (2018年10月18日 15時) (レス) id: 573a45dca8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もも x他1人 | 作成日時:2018年10月16日 19時

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