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おいらの涙は、おいらだけのものじゃなくて
時を超えて
次元を超えて
４人にも届いていた。
おいらは、一人だったけど、
あのときから変わらず……ずっとみんなと一緒だったんだって……思えた。
運命の日。
おいらは、仲間に再会した。
そして、約束した。
共にいこう、と。
９つの星光を集めて、
そして、次元の狭間へと跳び
ヤツを倒すための旅が始まるんだ。
そこにどんな苦難が待っているのか。
どんな結末を迎えることになるのか。
そんなことまで、前世の記憶は教えてくれない。
そんなことまで、運命は決まっちゃいない。
これから、おいらたちが 切り開く。
これから、おいらたちの物語が始まるんだ。
さあ、いこう。
共にいこう。
５人で。
「見えた！」
「よし、いくぜ！」
「遅れんなよー！」
「誰に言ってんだよ！バーカ」
「今だ、走れ！！」
一人じゃない。
５人だから……
なんにも怖くないさ。
涙の雨に濡れた 夜は明けた。
五人の時間が 再び流れ始める。
ファァァ―――――ン……ッ……！！
どこかから、ファンファーレが聞こえた気がした。
［"Five-star tears" 了］
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