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繰り返す ページ27

「そういえば、クラの話ってなんだったんだ?」

スンチョルオッパが思い出したように問いかける。みんながユナのことを心配しているこんな状況で今更言えるはずがない。

「あ〜…なんだったかな?忘れちゃた。忘れちゃうって事は大した事なかったのかも」

「やー、あんなに改まって話があるって言ってたくせに忘れたのか?笑」

「やっぱりクラヌナはアホですね笑」

「アホって言わないでよ、スングァン。お茶目って言いなさいよ」

「うわー、鳥肌鳥肌」

「ボノン、この子どうにかしなさいよ。親友でしょ?も〜、いつまで経ってもガキなんだから」

よし、いつもみたいに笑えてる。これで大丈夫。

「おい。クラお前…

「ウジオッパ!大丈夫。大丈夫だから!」


そこにタイミングよく
ユナとウォヌオッパが帰ってきた。


「みんな心配かけてごめんね?」

ウォヌオッパに支えられているユナは悲しい顔をしてて見るからに痛々しくて儚かった。



みんなは大丈夫だよって、謝らないでって、俺らが助けるよって、心配しないでって、ユナに優しい言葉をかける。これは私に向けられた言葉じゃないが、私が1番求めている言葉だった。




そんな時に言えるわけない。助けてなんて。
言えないから、言えるわけないら、私に気づいて欲しい。









私は離しかけた荷物を再び強く握りしめる。







心配そうなウジオッパに私は大丈夫だよって安心させるために笑いかけた。それでもウジオッパは難しい顔をするだけで、こんな顔させてごめんねって心の中で謝った。





ユナを囲んでいる輪から外れてウォヌオッパが私のもとに歩いてきた。



「クラ、ごめん」

「ウォヌオッパ私に何もしてないじゃん、どうして謝るの?」

「ほんとにごめん」

「意味わかんないよ」

「せっかく手を伸ばしてくれたのに、掴んでやらなくてごめん」

「ウォヌオッパ変だよ。疲れてるの?」


「……そうかもな。ちょっと寝てくる」








ウォヌオッパはいつだって意地悪だ。

ドギョムの優しさ→←手を伸ばす


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タルタリ(プロフ) - よつばさん» SEVENTEENは個性バラバラでどこを選んでも間違いないので迷いますよね〜(TT)ジュンとスンチョルという意見が割と多めな気がします^_^コメントありがとうございます!参考にさせて頂きますね(^^) (2020年8月16日 22時) (レス) id: 2393545377 (このIDを非表示/違反報告)
よつば(プロフ) - 私はクプスさん、じゅんぴ、ディノちゃん推しです! (2020年8月16日 22時) (レス) id: 74e5aa9bec (このIDを非表示/違反報告)
タルタリ(プロフ) - にょ。さん» ドギョムいいですよね(TT)今後ドギョムの切ない話なんか書けたらいいなぁなんて思ってます!教えてくれてありがとうございます〜^_^ (2020年8月14日 21時) (レス) id: 2393545377 (このIDを非表示/違反報告)
にょ。 - 私はドギョムペンです!!!背後にほしじゅんいますけど、笑デビューから変わらず好きなのはドギョムくんです!!!もうドギョムくんしか勝たんです、笑 (2020年8月14日 20時) (レス) id: 29224f56f6 (このIDを非表示/違反報告)
タルタリ(プロフ) - Uniさん» 更新楽しみにしてくれてウジくん良いですよね〜^ ^この話を誰を主にメインにしようかと考えたときすぐウジが浮かびました^_^続編もよろしくお願いします! (2020年8月14日 7時) (レス) id: 2393545377 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:タルタリ | 作成日時:2020年8月9日 1時

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