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日常 ページ12

河川敷を二つの影が颯爽と駆け抜ける。

水面がキラキラと輝き、白く透き通るような霧がカルガモの姿を隠す。

息も絶え絶えになり始めた頃、街の端っこに着いた。

其処からは地平線まで続く、真っ青な海が眼下に広がって

遥か遠くには、屈強な男たちが乗っている漁船が何隻かみえる。

その中にひときわ大きく目立つ帆をはためかせる船

雛菊とシンアは顔を見合わせながら頷く。

汽笛の音がこちらまで届き、地面がビリビリと揺れ動いた

その瞬間二人は階段を駆け下りる。

登ってきた太陽のおかげで熱い砂浜を走り抜けて行く。

もう船は、すぐ其処まできていた。

漁師の男→←門出



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設定タグ:異世界 , 冒険   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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作者名:雛菊 | 作成日時:2017年8月21日 9時

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