27ROUND ページ28
黒「お、成ちゃん!」
木「成ー!!!」
私が第3体育館に入ると同時に
木兎が叫ぶ。
あ「木兎声が大きいー。」
木「成が口聞いてくれた!!」
今頃、スガたちは一緒に練習しているはず。
だからこそ、私は赤葦くんたちと
一緒に練習した方が気が楽。
ただでさえ合宿中はスガと潔子が一緒に
いるとこ多く見るんだから。
あ「…はぁ。」
このこと考えすぎて、頭が痛い。
黒「成ちゃんどこ行くの?」
あ「ちょっと外行ってくる。すぐ戻ってくるよ!」
黒「おぅ。」
…
なんか、今日暑い。
とりあえず手洗い場に向かう。
あ「!」
このタイミングで。
清「Aおつかれ。」
あ「おつかれー。今日暑いよねー。」
清「そうかな?」
潔子も手洗い場に来てたのか。
あ「シンクロの練習どう?」
これは、どうしても気になること。
清「噛み合うようになってきたよ!」
そうなんだ…。
スガたち頑張ってるもんね。
あとから来たのに、私の方が先に手を
洗い終える。
あ「スガはどんな感じなのかな…。」
清「菅原?」
あ「!…あ、えっと、大地も!!」
無意識に声に出してしまった。
清「菅原、頑張ってるよ。」
無性に胸がいたい。
潔子の口からスガの名前を聞くだけで
胸がざわつく。
あ「潔子さ、スガのこと好き?」
今度は無意識なんかじゃない。
潔子がスガのこと好きって認めたら、
正々堂々ライバルとして頑張る。
…まぁスガと潔子は両思い確定だけど。
清「どういう意味で?」
あ「そ、それは…恋愛的に。」
後にはひかない。
清「"恋愛的に"だったら好きじゃないよ!」
あ「!」
潔子が答えるまで時間は長くなかったけれど
長く感じた。
ギュッと体に力が入る。
清「あ、"部活の仲間"として、いい人とは思ってるよ。」
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ドッペルゲンガー - やった。両方見れるなんて最高。両方見たいってコメした人ナイスw (2016年4月4日 7時) (レス) id: 4d0856fca1 (このIDを非表示/違反報告)
仁菜(プロフ) - 瑠璃さん» ありがとうございます(^O^) (2016年4月4日 6時) (レス) id: 8905b0bb0c (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - 私も、スガさん落ちがいいなと思ってます!とても面白い作品でしね(’-’*)♪ (2016年4月4日 1時) (レス) id: 781ad7f50a (このIDを非表示/違反報告)
仁菜(プロフ) - うたさん» こちらこそありがとうございます!!! (2016年4月4日 0時) (レス) id: 8905b0bb0c (このIDを非表示/違反報告)
仁菜(プロフ) - 真弓さん» 両方読んでくださるなんて(;-;)ありがとうございます!! (2016年4月4日 0時) (レス) id: 8905b0bb0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:仁菜 | 作成日時:2016年3月17日 23時