21ROUND ページ22
２日目も終わり、
３日目。
そして、練習が終わる。
ちょうど、全体の練習が終わり皆が
それぞれ自主練の場所へと移動する。
…今日１日スガと練習以外で話してないな。
清「今日もシンクロの練習するよね？」
澤「あぁ。」
菅「清水もいつもありがとな！」
嫌でも、耳に入ってくる言葉。
潔子がいたら、一生叶わない気がする。
木「成ー！今日もするよな？行こう！！」
赤「そんな、一方的に言ってると嫌がられますよ？」
木「なんだと！？」
私は木兎たちと第３体育館へ。
黒「何かあったの？」
あ「え？」
クロが突然振り返る。
黒「木兎のこと？」
あ「…？」
全く話しがつかめない。
黒「すげぇ、下向いて歩いてるけど？」
あ「！」
うわ、私としたことが。
無意識に落ち込みモード入ってたのか。
黒「俺か？俺のせいか？？」
クロは面白がってるんだろうな。
あ「はいはい。クロじゃないけど、クロでもいいや！」
黒「なんだそれ！人のせいはダメだな！」
あ「！」
…何だか、グサッと来た。
潔子、潔子って潔子のせいにしてる。
クロはその事言ったんじゃないこと
分かってるけど。
"人のせい"
それ、本当に今の私。
黒「人のせいは、ダメだな。自分のこと見えてない証拠。本当に自分の精一杯で頑張ってるやつは、周りのこと気にしないからな。」
あ「！」
あぁ、そうだな。
クロの言う通りだ。
何かと、潔子と比べて一人で落ち込んで。
一緒に練習出来ないのも、クロと木兎のせいにして。
赤「…Aさん、体育館入らないんですか？」
あ「…、ごめんちょっと行ってくる！」
黒「成ちゃん？」
木「？」
赤「…。」
スガが潔子を誘ったから。って、
そんな、言い訳しないで
私も一緒にするって言わなきゃ。
…
清「A！」
あ「潔子？」
…ん？
今日は一緒に練習してないのかな？
体育館に入る前、潔子に声をかけられる。
清「私たち、タオル洗い終えてなかった。」
あ「あ。」
そうだった。
洗ってなかった。
あ「んー…、じゃあコインランドリー行く？」
清「そうだね！」
あ「コインランドリーの場所…」
携帯で検索する。
あ「あ、近くにあるよ！」
清「本当？良かった。じゃあ行こっか！」
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ドッペルゲンガー - やった。両方見れるなんて最高。両方見たいってコメした人ナイスw (2016年4月4日 7時) (
レス) id: 4d0856fca1 (このIDを非表示/違反報告)
仁菜(プロフ) - 瑠璃さん» ありがとうございます(^O^) (2016年4月4日 6時) (レス) id: 8905b0bb0c (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - 私も、スガさん落ちがいいなと思ってます！とても面白い作品でしね(’-’*)♪ (2016年4月4日 1時) (レス) id: 781ad7f50a (このIDを非表示/違反報告)
仁菜(プロフ) - うたさん» こちらこそありがとうございます！！！ (2016年4月4日 0時) (レス) id: 8905b0bb0c (このIDを非表示/違反報告)
仁菜(プロフ) - 真弓さん» 両方読んでくださるなんて(;-;)ありがとうございます！！ (2016年4月4日 0時) (レス) id: 8905b0bb0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仁菜 | 作成日時：2016年3月17日 23時
