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youth 47 ページ47
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9年後
「慎太郎ー！大我と優吾のオムツ取り替えてー！」
慎「ハイッハイッハイ〜！大我〜優吾〜パパでちゅよ〜」
「今いないいないばあいらないから！」
慎太郎と結婚して2年が経った。
そしてありがたいことに双子を授かって、つい数ヶ月前に生まれたばかり。
慎「変えたよ！」
「ありがと、今ミルク作ってて手離せなくてさ」
慎「いつもご苦労さま、ママ」
「いつもありがとう、パパ」
わざとらしいパパママ呼びに2人で顔を合わせて吹き出す。
慎太郎と笑い合える時間は今も変わらず続いていて、幸せだななんて思える日が増えた気がする。
家族も増えて、忙しいけど充実した日々。
「あっ、そろそろ保育園預けないと！」
慎「あっ、ほんとだ！」
バタバタとふたりを連れて家を出る。
慎太郎の愛車に乗り込んで、保育園までの道のりを車で走る。
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「よし、間に合った」
慎「じゃあ、向かいますか！」
こんなに急いでどこに向かうかって？
それは、着いてからのお楽しみ。
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樹「A！慎太郎！」
ジェ「やっぱギリギリだよこいつらは〜」
「ごめんごめん、保育園送って着替えてから来たからさ」
慎「おい樹〜、かっけーじゃん」
「なかなか似合うもんだね、タキシード」
そう、今日は樹くんの結婚式。
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作者名：姫野
| 作成日時：2022年9月3日 22時
