┗半生2、好き/嫌い ページ4
.
月日は流れ、次男はとうとう首席で大学を卒業。それを知った両親は「やはり長男よりお前の方が」と掌を返し彼を褒めたが、彼は実家の事情など目もくれず王立騎士団へ入団を志願した。もとより自分は次男だから関係が無い、と割り切ったようである。実家の毒牙から逃れる為に志願したといっても過言ではないが、逃げ場としてだけでなくきちんと務めは果たそうという心構えも確かにあった。
それから暫くは治安維持団で国の為に身を捧げ、後に今の主人と出会い、主従関係を結ぶこととなる。
【好き/得意】
学問(勉強)/速読、暗記、知っている物事の説明
<学問(勉強)>
勉強好きは大学時代から変わらないらしい。
剣を振るよりも頭脳で殴る方が彼にあっているのかもしれない。
<速読>
ただ読むのが速いというわけではなく、きちんと内容も記憶し、多少自分なりに要約出来るとのこと。
<暗記>
頭脳が優秀である理由の一つかもしれない。暗記力が高い。
<知っている物事の説明>
要は"説明上手"というやつである。相手の年齢や学力、性別等に合わせて言葉を変えて説明出来る。
【嫌い/苦手】
舞踏会等の催し物/ダンス
<舞踏会等の催し物>
煌びやかな社交の場、というのがどうも好きになれないらしい。無駄なものとまではいかないが、積極的に混ざりたいとはどう転んでも思えないようだ。
<ダンス>
ド下手である。センスが無い。
本当にただそれだけで、辛い過去があって苦手になったとか、そういうわけではない。決して。
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:@(アットマーク) | 作成日時:2020年4月23日 16時