狂喜的___殺人鬼 "緑" 1st.

14回 ページ14

緑side




緑「んー、次は何しよっかなぁ」


只今5時15分。


女「うぅ、、、、あぁ、、、あぁ、、」


緑「あーはいはい、痛いなー笑」



腕なんてとっくの前に無くなって、身体中には

何で付けたかも分からない赤黒い痣が出来ている


そして、まだかろうじて息はしてるものの

他の奴から見たら人間とは思えない様



緑「はぁ、まだちょっと早いけど

もうやってしまお」



ナイフはビニールに入れ、他の物はバッグに仕舞う


その中からマッチと油だけ取り出す



緑「そー！ラストにこれやろうと思っててん！」



コイツに油を万遍無くかけて

マッチを擦る


シュボッ



緑「うわぁ、、綺麗、、」



マッチを油の方に投げると

炎が勢い良く燃え上がっていく



少し離れた木にもたれ掛かって

その光景を見つめていた




________





緑「、、、、あ、もうこんな時間」



30分経った今、炎はまだ燃え盛っている


緑「じゃあ、帰ろっかなぁ」



炎のそばにクロユリを落として

俺は来た道を辿っていった








ガチャン



緑「ふふ、たのしかったぁ」

車を走らせながら、思い返して

また頰が緩む



時刻は6時。

緑「よし、家帰って準備して行こ」


今の服は何１つ汚れて居ないけど

あそこに何時間も居てまたあいつに気付かれたら面倒くさい



今頃炎はまだ燃えているんやろか

アレはいつになったら見つかんのか


考えれば考えるほど、楽しくてしょうがなかった

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