Episode 14 ヒーロー ページ47
「…父さん…！」
こらえていた涙が溢れ出す。男達はそれを見聞きして笑いだした。
男1「はっはっは！来るわけねぇだろ！諦めな、もうあと数分で海の向こうから君の買い手がやってくるよ」
男2「悪い人の家族はみーんな日本から出ていってもらうよ？」
「父さん悪くない！悪いのはお兄さんたちなの！」
男3「はっ…まだ言って…」
忠司「よく言ったな、A！じゃあ父さん頑張っちゃおうかな！」
男2「ひっ…！てめぇ！なんで！？」
男4「なんだぁ？こいつ…」
「父さん！」
男5「父さん！？ってことはこいつ…」
忠司「俺は通りすがりの、黒焉街を守るヒーローだよ。」
そういうと忠司は龍神に手を掛けた。
忠司「少年よ 生かした命 無駄ならば 返してもらう タマもろともな」
男6「へんてこな短歌なんか詠んでんじゃねぇよ！」
忠司「へんてことは失礼だなぁ、お前らゲスの顔の方がへんてこだろうが。俺が憎くてAに手を出したんだろう？仁義もクソもねぇ餓鬼共」
刀を抜かずに忠司はこつこつと男達に近付く。顔は笑っているがその圧は凄まじい。
忠司「大サービスだ、目ぇ瞑っててやる。お前らの顔なんざ見たくもねぇし。おら、掛かってこい」
男7「舐めやがって！ぶっ殺せぇ！」
男達は鉄パイプやらナイフやら銃を持ち忠司へと襲いかかる。
忠司「銃もあんのか、弱小組織の分際で。」
忠司は目を瞑ったまま発砲された弾丸を躱す。
男8「…は…！？」
男9「このバケモンが！死ね！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 21人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひなえ(プロフ) - 黄昏さん» 読んでいただき、ありがとうございます！亀更新ですがこれからもよろしくお願いします。 (2022年7月6日 14時) (
レス) id: a16a1e4961 (このIDを非表示/違反報告)
黄昏 - 初めまして、「私、気が付いたら極道でした」を読ませて頂きました。とても、面白くて続編を楽しみにお待ちしております。 (2022年7月6日 3時) (レス) @page26 id: 7ec4680236 (このIDを非表示/違反報告)
みたぞの(プロフ) - オリ/フラ立ってますよ！！続編作ってもフラグのチェックが入ってしまいます！！確認して外して下さいね！！ (2022年6月29日 22時) (レス) id: 5dcad8042f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひなえ | 作成日時：2022年6月29日 18時
