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事務所に自分以外は居ないと思っていた為、突然真上から降ってきた声に文字通り飛び上がるように驚く。
小林「お前猫の子孫だったのか？ん？」
「こっ…小林の兄貴！いつからそこにいらしたんです！？」
小林「「あ"ーっ！もうっ！」の辺りだよ、随分悩んでんだな」
(最初からじゃない…)
「…すみません、うるさかったですか？」
小林「いや別に。それより明日作戦決行日だよな？」
「そうなんですよ。急に決まりましたけど」
隣のデスクの椅子に適当に腰を掛けて、真美に温かな紅茶を手渡す。
それは真美がいつも飲んでいるノンカフェインの紅茶で、夜は飲んでいたものだった。
小林「これ自販機で間違えて押したからやる」
「わ、ありがとうございます」
(あの自販機に小林の兄貴の珈琲無いはずじゃ…？)
真美は疑問に感じつつも有り難く受け取り、小林はブラック珈琲を飲み、何でもない顔で切り出した
小林「よーしじゃあ練習するか」
「練習…？？」
小林「ハニトラのやり方分からねえんだろ？」
小林は逆に不思議そうな顔で真美の顔を見る
「まぁ…そう、ですけど」
小林「じゃあやるぞ」
そう言うなり小林は強制的に真美の椅子をグルッと自分の方へと向ける
小林「ほら」
(ほら！？)
「えーっと…兄貴？」
小林「おいおい、いきなりアウトだ」
「え？」
(え？何これ大喜利？)
小林「練習してんのに何で兄貴って呼ぶんだよ。しかも距離遠いだろ。ほら、膝くっつけるように座んだよ」
「え、もう十分近くないですか…！？」
小林「遠いっての。こっち来い」
強制的に椅子を引っ張られ真美と小林の膝がくっつく。
正直普段真美は小林が恐ろし過ぎて至近距離でマジマジとは見たことがなかったが、２人きりなので目のやり場はどうしても小林の顔になる。
(これ下手なこと言ったら殺されるんじゃ…？)
嫌な意味でドキドキしながらメニューを見るときに体を近付ける事や、香月の常套手段である下心を擽ること…等など徹底的に男の騙し方を学び、練習していく。
そして、練習している内にいつの間にか段々と小林への恐怖が薄らいできていた。
「ふふっ…なんですかそれ…」
練習であることすら忘れそうなほど話しに夢中になっていた時だった。突如小林が真美の肩に腕を回した。
「っ！？」
その行動に驚きつつも
(いやいやいや練習！これは練習だから！)
３→←〜建前に本音を入れ混ぜて〜 小林夢 （バイ様リク）（Ｂ）
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虹(プロフ) - 最高です！残りのリクエスト作品も楽しみに待ってます🎵 (2023年2月4日 17時) (
レス) id: 98cf45a8ee (このIDを非表示/違反報告)
里奈 - わかりました！楽しみに待っています(`･ω･´)b (2023年2月1日 7時) (レス) id: c710d5b64e (このIDを非表示/違反報告)
ひなえ(プロフ) - 里奈さん» リクエスト確立した順なので、里奈様が先ですが、その前の方が沢山いらっしゃるのでお時間掛かってしまいます…😣申し訳ないです (2023年2月1日 7時) (レス) id: a16a1e4961 (このIDを非表示/違反報告)
里奈 - リクエスト順は悠様と私どちらが先になりますか？ (2023年2月1日 7時) (レス) id: c710d5b64e (このIDを非表示/違反報告)
里奈 - 城ヶ崎と幹部全員の登場お願いします。 (2023年2月1日 7時) (レス) id: c710d5b64e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひなえ | 作成日時：2023年1月9日 3時
