〜トレーニング〜 久我夢/ギャグ?甘/星に願いをの続編です ページ8
つい先日、カチコミに行った際にヘマをして怪我をしたAは鍛え直すべく、朝から動きやすいジャージに身を包み、Aは久我と一度事務所で待ち合せ、少し早くついたAは落ち着きなく周りを見渡した。
(今日は久我の兄貴にトレーニングしてもらえる…)
そう考えたAの脳裏に色んな表情をした久我の顔が思い浮かび、顔がカッと熱くなる。
(特訓するだけなのに!何喜んでるだろう…尊敬する兄貴の特訓が受けれて光栄って事だよね?)
一人そんなことを考えていると
久我「悪い、遅れた。って…あ。」
「いえ全然待ってません…どうかされました?」
久我「奇遇だな。ナ●キって着心地いいよな」
久我が思わず反応したのはAと自分の着ている服がなんと同じメーカーのほぼ同じようなデザインのものを着ていた事だった。
「あれっ…!?すみません!何も知らなくてっ不快ですよねっ着替えてきます…!」
久我「えっ!?いや大丈夫なんだが…」
久我(偶然とはいえお揃いとは…)
(どうしようなんか恥ずかしい…)
久我「と、とりあえず特訓所行くか…」
京極組の所有するもう一つの廃工場、そこはよく新人の育成、特訓所として利用されていた。
今日は誰も使わないとのことなのでジョギング程度にそこまで走る。
走ったあとは、筋トレ、少し高台から飛び降りて受け身の練習…ここまではまずまず良かったが、相手から武器を奪う訓練はどうにもAは惨敗だった。
久我「せめて俺から一本取ってみろ。」
「…今度こそ取ります!」
Aが久我に触れるか否かまで近づいた次の瞬間だった。
「きゃ…」
Aが自分の靴紐を踏んづけてしまい、そのまま倒れ込み
久我を押してそのまま倒れ込んでしまった。
「っすいま(野島「お二人ともお疲れさまですー」
一条「ここにいるって聞いて差し入れ持ってK…」
久我とAは二人揃って青ざめる。何故なら(恋人)が久我を押し倒している、としか見えない体制だったからだ。
野島「お邪魔しました」
一条「大丈夫 口は堅いさ 仲良くな」
「ごっ誤解です!」
久我「一条の兄貴!野島!これは事故で!」
一条「肉食か 見た目によらず 意外かな」
久我「一条の兄貴!話聞いてくださいっ!」
その後、野島と一条は真っ赤になって否定する2人を何とか信じたものの、帰り道で舎弟達にお揃いのジャージ姿を見られたらしく、あの二人デキてるという噂が広まった。
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ゆう - 一条さんのプロポーズに惚れました!!!! (2022年11月1日 18時) (レス) @page33 id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
鈴 - 一条さぁぁん!!プロポーズが素敵ですぅぅ!! (2022年8月6日 6時) (レス) @page33 id: e9f5fada24 (このIDを非表示/違反報告)
もっち(プロフ) - 一人一人の話が長くて好きです!更新待ってます( ^ω^) (2022年7月13日 15時) (レス) @page7 id: 52318af24f (このIDを非表示/違反報告)
夢女子うさこ - 嗚呼嬉しいです相良さんいないの多かったので嬉しいです! (2022年5月29日 23時) (レス) id: 2580a6b5e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひなえ | 作成日時:2022年5月27日 13時