〜極道紳士〜 一条夢/微ピンク/甘 ページ20
朝、目を覚ますと目の前には小さく口を開けてスースーと寝息を立てて気持ちよさそうに眠る恋人の姿。
肩が布団から出てしまっているのでそっと布団を掛け直し、起きたら着れるように彼女の服を近くにおいておく。
シャワーを浴びてから簡単な朝食を作り出すと(恋人)が目を覚ます。Aが寝ぼけ眼で上体を起こすと布団に隠れていたお腹ぐらいまでの肌が露出する。
一条はそれに気付いてわざと背を向けたまま声を掛けた。
一条「A、おはよう。もうじき出来るから、シャワー浴びてこい」
「うわっ…！すみませんっ」
パタパタとシャワーを浴びに(恋人)がお風呂へ行ったのを確認し、Aがシャワーを出るタイミングで朝食を盛り付けると、Aの分には甘い珈琲を入れて、自分にはブラック珈琲を淹れる。
「ごめんなさい！また朝食の用意させちゃって…」
一条「いーよ、俺が早く起きたからってだけだ」
そう言って笑顔を見せるとテーブルを囲って朝食を摂る。
途中、口元にケチャップをつけているので口元を拭うとAは恥ずかしそうに俯く。
彼女に近付くと服の隙間から昨夜自身がつけた赤い印が目につく。それを見て満足そうに一条は笑った。
食べ終えると、作らなかったほうが皿を洗うと取り決めていたので、一条はその間タバコを吸いながらスマホでニュースや連絡のチェックを行う。
そして出勤前に歯磨きやその他の支度を終えると、玄関を出る前にそっとAの腰に手を伸ばした。
「康明さん…？」
一条「A、腰、痛くないか？」
「…っ！今日は大丈夫です…！」
一条「良かった。じゃあ行くか。」
唇に優しくキスをして、玄関を出ると車の助手席のドアを開けてAを座らせる。
そして自分が運転席に乗り込むとエンジンを掛けてなんでもないように
一条「あ、そうだ。昨日も可愛かったぞ」
「〜っ！もうっ…その話もう言わないでくださいよっ」
その声を聞いてから車を発進させた。
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ゆう - 一条さんのプロポーズに惚れました！！！！ (2022年11月1日 18時) (
レス) @page33 id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
鈴 - 一条さぁぁん！！プロポーズが素敵ですぅぅ！！ (2022年8月6日 6時) (レス) @page33 id: e9f5fada24 (このIDを非表示/違反報告)
もっち(プロフ) - 一人一人の話が長くて好きです！更新待ってます( ^ω^) (2022年7月13日 15時) (レス) @page7 id: 52318af24f (このIDを非表示/違反報告)
夢女子うさこ - 嗚呼嬉しいです相良さんいないの多かったので嬉しいです！ (2022年5月29日 23時) (レス) id: 2580a6b5e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひなえ | 作成日時：2022年5月27日 13時
