私の正解【裕×亜】

楽しい ページ20

Aside




それからまた、1週間ほどが経った。
梅雨はまだ開けてないけれど、
だんだんと雨の降らない日も増えてきた。


亜嵐くんとはあれから少し仲良くなって
夏恋を含め、3人でいることも多くなった。


中務先輩は、やっぱり時々会う程度。




そんな今日も、中庭で夏恋とお昼ご飯。
何故か亜嵐くんまで着いてきた。



『今日はどうして？』
「私とAの時間邪魔しないでよ、亜嵐」

そう、そいえば夏恋も亜嵐くんのこと
下の名前で呼ぶ事になったの。笑


「え、？気分笑」
『まぁ、別にいいけど』



3人で食べるお弁当。
卵焼きはいつものように夏恋のと私の分。
いつも美味しいって言ってくれるから
最近は、ネギ入れたりいろいろアレンジしたりするの。



『どう？今日のはイケてる？』
「めっちゃ美味しいよこれ！」
『良かったぁ、』

「Aちゃんって、毎日自分で作ってんの？弁当」
『うん、自分で作ってる』
「すっげぇ、、夏恋ちゃん出来る？笑」

「、うるさいなぁ。笑笑」
『ふふっ』



私が弁当作るのは、朝起きたらお母さんは
まだ寝てるからなの。
夜遅くまでお仕事してるから、
朝のうちに私ができる家事は全部する。
それで、お弁当もね。



「Aみたいに料理上手ければな、笑」
『夏恋は可愛いからいいの』

「どんな理由だよそれ笑」
「亜嵐は黙ってて！」




ところで

夏恋と亜嵐くんの会話、

聞き飽きなくて、ほんとに楽しい。



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