MTCといろいろしたい！−群青−

103.リク：魔物の貴女が魔界に連れ帰らされそうになったときに『彼といる』と言ってMTCに抱き着いた ページ45

【碧棺左馬刻】

「ははっ、そーゆーこった！残念だったなぁ！テメェらがなんと言おうが、こいつの意志は曲げらんねぇみてぇだぜ？」

わかったらさっさと帰りやがれ、と舌を出す。貴女が抱きついてくれて、しかも自分といると宣言してくれた嬉しさで一気にテンションが爆上がりする。彼の態度に腹を立てた魔物たちが襲いかかってきても、躊躇なくマイクを使って追い払う。殺害まではしない。

「アイツら、見た目はやべぇけど実力は大したことねえんだな」


【入間銃兎】

「残念でしたね。彼女には貴方がたの世界に戻る気がないようです。早くお帰りになった方が懸命ですよ。何故かって？」

貴方がたの相手が増えるだけですから、とあくどい笑みを浮かべる彼の背後から、大勢のパトカーのサイレンが響いてくる。彼も勝ち誇ったような素晴らしい笑みを浮かべて、魔物たちがパニックに陥るのを眺めている。貴女に手が伸びてくればマイクで牽制する。

「貴女を守るためならば、私はいくらでも立場を利用しますよ」


【毒島メイソン理鶯】

「彼女はこう言っている、お引き取り願いたい。もしもこれ以上彼女に近づくのであれば、敵と見做し排除する」

本気も本気です。たとえ人間でなくとも、自分と貴女の関係に水を差すのならば容赦なく消し飛ばす。でも、元とはいえど貴女の仲間を怪我させたいとはあまり思っていないので、マイクは展開しない。それでも圧倒的な力で、魔物たちを怖じ気づかせ、撤退に追い込む。

「小官と共にいると言ってくれて嬉しかった。ありがとう」


【碧棺合歓】(書きたかった)

「あの、Aちゃんが、私の大事な友達がこう言ってるので、貴方達にはこの子は渡せません。ごめんなさい」

抱き着いた貴女を守るように抱き返し、魔物たちを睨み、少し震えながらも強い口調で訴える。説得を受け入れず魔物たちが手を出してきたら、貴女の手を引き安全な場所まで逃げる。
「Aちゃんを守れて、本当に良かったあ…ちょっと怖かったけど…」

中王区サイドの時なら、自分の身も顧みずにマイクで魔物たちを蹂躙する。



リクエストありがとうございました！


　

104.リク：MTCとMTCの中の人に取り合いされた(その2)→←102.リク：MTCに迫られる

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す