MTCといろいろしたい！−群青−

95.リク：貴女のワイシャツの胸元のボタンがMTCの前で弾け飛んだら ページ37

【碧棺左馬刻】

「…っおい、テメェいつの間にそんなに胸デカくなったんだよ…。は、育乳ブラ？んなもん買わなくても俺様が揉んでやるっつーのに」

弾け飛んだのに若干ビビっちゃったのが恥ずかしかったので薄く笑って誤魔化す。『育乳ブラ付けてたんだよ』とカミングアウトすると、あんまりを良い顔をしない。怪訝そうに綺麗な眉を顰めてじろりと睨む。実際怒ってるとかいうわけではないがちょっと不満。機嫌を直さなければ襲われるので彼の言うとおりにさせてあげましょう。

「さっさとその身体俺様に預けろや」


【入間銃兎】

「…はぁ、何やってるんですか。その胸をこのシャツに押し込もうなんて無謀ですよ。ほら、早くこちらに着替えてください」

溜め息を吐いて、別のサイズのワイシャツをくれる。それが驚くほどぴったりなので怖い。『どうしてこのサイズのシャツ持ってるの？』と尋ねると、何も言わず微笑まれてはぐらかされる。怖い。何故持っているのかというとほぼ毎夜貴女が眠った頃こっそり大きさを確認してたから。このお巡りさん怖い。ブラをポチってたのも見られてました。

「ふふ、今日も行ってらっしゃい」


【毒島メイソン理鶯】

「…大丈夫か。ボタンが目に入ると危険だからな。これは捨てたほうがいい。別のものがなければ、小官の服を貸そう」

露骨にはびっくりしないけど、ほんの少しだけ目を見開く。弾け飛んだボタンを拾い、貴女から目を逸らしつつシャツを受け取り、近くに貴女の服が無ければ自分の服を貸す。自分の服に包まれた貴女を見て微笑んでる。上の人とは比べ物にならないくらい純粋なそれ。育乳ブラのことを話すと、「そうか。貴殿がそれを望むのなら小官は応援しよう」と言ってくれる。

「(平常心を心がけねばならないな)」



リクエストありがとうございました！
ダイナマイトボデーになりたいなーと思って書いてました
転生しなきゃ無理です


　

96.リク：貴女がストレスで長かった髪をめちゃくちゃに切ってしまったときのMTC→←94.リク：ミステリアスな貴女がMTCに『自分をさらけ出すのが怖い』と打ち明けたら

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す