2〜練習〜 ページ4
A「栗松、宍戸！」
栗松「そもそも部員七人じゃ試合に出れないでヤンス。・・・おわっと」
宍戸「遅い。そこでシュート」
栗松「うるさいでヤンス」
周りのシカトやネガティブ発言に、また怒りが爆発した。
A「お前らなぁ！サッカーやりたくて入部したんだろうが！！
サッカー部がサッカーやらなくて、どーすんだよッ！！！」
バンッ！！と大きな音を立てて扉が閉める。
その衝撃で部室の看板が落ちかけるも、慌てて掛け直す。
その頃、部室内では・・・。
半田「・・・なに一人で熱くなってんだ？アイツ」
染岡「黙ってりゃまともなのによ。っつーか、頑張っても仕方ねーよ。もうすぐ廃部って噂だぜ」
全-染岡「「「廃部〜〜〜〜！！？」」」
栗松のゲームが『GAME OVER』になった・・・。
場所は変わって部室前。
Aが一人でドリブルをしているところに、男の声が掛かった。
「てめー、いい加減あきらめたらどうだ？」
周りに姿は無い。しかし、Aには正体がわかっていた。
A「九喇嘛・・・」
その声の主は九喇嘛。Aの体内に封印された妖狐である。
A「あたしは絶対あきらめないんだよ！去年は3人だけだったから出られなかったけど、今年は絶対人数そろえて出場するんだ！言ったからには絶対だ！！」
九喇嘛「でも人数が足りてねぇじゃねーか。今から集めるったって、難しいぞ。ワシはあきらめるべきだと思うがな」
A「『自分の言葉は曲げない』。それがあたしのモットーだってばよ！」
九喇嘛「・・・さすが、あいつの―――」
A「ん？どうかしたか？」
突然会話が途絶えた。何故かと思った直後、後ろのほうから声が掛かった。
「(人1)――！」
A「あ、アッキー！！」
Aの中学にあがってからの親友、木野秋である。茶髪の外ハネショートヘアーにピンクのピン止めをつけた、サッカー部のマネージャーだ。
秋「ごめん、グラウンド借りられなくて・・・」
A「仕方ないさ」
少し自嘲気味に笑うAを見て、秋は部室に目を向けた。
秋「皆は？」
A「いつもの調子だってばよ」
秋「練習しろって言ってこようか？」
怒った様子の秋をなだめながら、Aがボールを蹴り上げ、リフティングする。
A「あいつらだって、ホントはサッカー大好きなんだから！」
秋「じゃあまた河川敷行くんだ。小学生のチーム相手で、練習になってる？」
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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空中浮遊(プロフ) - トームさん» ありがとうございます！実は、千波さんは私に仲良くしてくれてるいっこ上の先輩(女)をモデルにしています！ (2016年1月6日 22時) (
レス) id: e8df5f8652 (このIDを非表示/違反報告)
トーム - 千波先輩、いい人ですね♪(´ε｀ ) (2015年12月14日 17時) (レス) id: 9b623c4ab2 (このIDを非表示/違反報告)
空中浮遊(プロフ) - トームさん» ありがとうございます！！ (2015年12月10日 17時) (レス) id: e8df5f8652 (このIDを非表示/違反報告)
トーム - 面白い(≧∇≦)bこれからもがんばってください！ (2015年12月9日 21時) (レス) id: 9b623c4ab2 (このIDを非表示/違反報告)
空中浮遊(プロフ) - 閲覧症:奇行系クリーチャーさん» コメありがとうございます！面白いだなんて・・・本当にありがとうございます！閲覧症:奇行系クリーチャーさんの円堂成り代わりの作品みてます！風丸とのくだりが私的に好きですｗ (2015年10月6日 20時) (レス) id: e8df5f8652 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空中浮遊 x他1人 | 作成日時：2015年9月25日 21時
