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秋庭「ねえ、そんなことより早く投稿者探した方が良くない？」
秋庭さんの言葉でみんなが黒板に目を移す。
そのとき、誰かが私の肩をとんとんと叩いた。
振り向けば、唯月が立っていた。
唯月「トイレいこ」
「あ、うん、いいよ」
・
・
先に用を済ました私は鏡の前で、髪を直す。
すると、隣の男子トイレから何やら声が聞こえてきた。
？「どこまで知ってんの」
その声は明らかに女の子の声だった。
？「誰が投稿したかなんて調べようと思えばできるはず。ホントは知ってるんでしょ？はっ、みんなの前で懺悔させようとしても無駄だから！あんな投稿バレたらそれこそ人生終わったも同然。…今まで築いてきたものが全て崩れさる」
そのとき、肩にぽんと手を置かれた。
もちろん唯月の手だ。
唯月「しずかに」
唯月はそう言って、耳を澄ます。
先生「随分やり逃げXに肩入れするんだな。名乗り出なきゃ誰か死ぬぞ」
？「別にいいよ。あたしじゃなければ」
その声の主が誰なのか、私はもうわかっていた。
信じたくないって思いがある反面、やっぱりかって納得している自分がいた。
昨日、魚住さんに「茅野ちゃんが友達でしょ」って聞かれていたとき…
あのとき感じた違和感は、やっぱり勘違いなんかじゃなかった。
男子トイレから出てきたのは、
宇佐美さん。
茅野「あの、これなんだけど…」
宇佐美「今の聞いてたの？」
廊下にいた茅野さんを睨み付けて聞く宇佐美さん。
唯月「聞いてたよ」
その質問に答えたのは唯月だった。
廊下に出た唯月に続いて私も出る。
唯月「ここのトイレ隣の声も結構良く聞こえるんだよね」
「ごめん、盗み聞きするつもりじゃなかったんだけど…」
私が謝ると、「言っとくけどあたしじゃないから」と返されてしまった。
唯月「クラスの人気者があんな投稿してたなんてバレたら…」
宇佐美「だからあたしじゃないって言ってんでしょ！」
追い討ちをかける唯月に声を荒らげた宇佐美さんは教室に戻って行った。
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コロ(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます！そう言っていただき嬉しいです。私も甲斐くんが好きすぎてやばいです、3Aロス…。 (2019年3月29日 16時) (
レス) id: 6ea8ed7bc9 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 甲斐隼人君と翔君と蓮君と海斗君と賢君大好きなのでドラマ終わったからロスです最高です (2019年3月29日 15時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コロ | 作成日時：2019年3月24日 16時
