【短編集】君へ。【ヒプマイ】

夢野幻太郎 / 本当の為の嘘 ページ8

ひ、2000hitで、順位まで……！！有り難う御座います！感謝しかないですす！！
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「夢野先生、好きですよ」

「小生は愛していますよ？」

私がそう言えば、夢野先生はそう言う。嬉しくて、顔を赤く染めれば、

「まぁ嘘ですけど」

なんて、笑顔で言うから哀しくなる。

私は、本気で言っているのだ。けど、私が担当するこの嘘つきの小説家さんは、

冗談だと思っているのか、平然と愛の言葉を言っては、嘘だと言う。

そんなある日、たまたま仕事が休みだった私が、高校時代に仲の良かった人達と遊んでいたんだ。

そんな時、ふとすれ違ったのが、夢野先生と、

ｼﾌﾞﾔでは知らない人が居ないほど有名な乱数君と、背の高い、青髪の男性。

「あ…」

なんて声を漏らせば、此方を振り向く夢野先生。

「ど〜したの？幻太郎？」

「どうした？A」

各々が、其々の共に居た相手に不思議がられる。

私は運悪く、男子の友達に声をかけられてしまった。

「A…？」

その男の子が私を名前呼びしたからだろうか。少しだけその綺麗な顔を歪ませる夢野先生。

「乱数、帝統、少し失礼しますね」

そう言って仲間に断りを入れた夢野先生は、私の腕をとる。

「お、おい！？あんた、何して…」

男の子が私の腕を掴んだ先生の腕を掴むと、優しくとも、何処か冷たい笑顔で、

「少しだけお借りしますね？」

なんて。男の子は一瞬ﾋﾞｸﾘと肩を強ばらせ、先生腕を離す。

それを見て先生は私を引っ張って、人目につきにくい場所へと移動した。

・・→←山田三郎 / 弟系狼

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ラッキーナンバー

8

今日のラッキーカラー！

入間銃兎「俺の色に染まりたい？まだだな、まだ、早い」

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