観音坂独歩 / 私だけの先輩 ページ13
とある企画が成功したお祝いに…と、飲み会に連れていかれる。
早く帰ってアニメ観たい…なんてどこぞのラノベ読みのラッパーと同じような事を考えながら乾杯をした。
「__Aちゃんって可愛いよね〜？彼氏とか居るの？？」
「あ〜…」
飲み会も後半になってくれば、酔っぱらいも出てくる。
何故か、もう中年…いや、おっさんの先輩が私を口説きに来た。
酒臭いし、加齢臭凄いし、なんか太股触ってくるし。セクハラで訴えますぞ。
なんて脳内罵倒をする。誰も気付かないのは、何やらパーティーゲームをしてるから。
飽きずに話しかけながら、太股を触るセクハラ親父()は、とうとう私の内股の方まで手を伸ばしてきた。
いい加減気持ちが悪くなってきた私は、少し右にずれる。
が、
「ん？どうしたんだい？？」
なんて言って腰を掴むから、生理的な涙が目元に出てくる。
此処で泣いたら負けだ。
そう思って下唇を噛み締めてうつ向くと、ふわりとしたいい香りに包まれる。
そっと上を向けば、独歩先輩。
「Aちゃん、大丈夫？」
なんて、気遣いの言葉をかけて、私の膝に「冷えるから」なんて言って着ていたスーツのジャケットを掛けてくれる。
「あ、有り難う御座います…」
そう言えば小さく微笑んで私の右隣に座る。
「あ、先輩…皆が、呼んでましたよ……？」
なんて言って、セクハラ親父をゲームをしている社員達の方へと追い払う。
「はぁ……有り難う御座います、独歩先輩」
「うん、気付けなくて御免…俺が隣に居れば……」
そう言ってﾌﾞﾂﾌﾞﾂと呪文の様に自分自身を貶し始める。
「い、いえ！助けてくれた時の独歩先輩は、とってもかっこよかったですよ…？」
顔が赤くなるのも気にせず、そう告げれば、独歩先輩の顔も赤くなる。
「の、喉乾きましたね、何飲みますか？」
なんて慌てて話題を変えようとメニューを開くと、そのメニューを掴んで立たせ、
私の唇にキスをする。
「ｯは…今夜、覚悟して」
なんて色気たっぷりの目で言われた私は、暫く立てたメニューを倒せなかった。
____
い、いつの間に5000hit…お気に入り40人…順位上がっとる……
え？？嬉しいんですけど？？？？？え？？？
感謝です……これからも駄文ですが、宜しくお願い致します……！！
碧棺左馬刻 / 嫌よ嫌よも好きのうち…？→←有栖川帝統 / お金じゃなくて
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーナンバー
8
今日のラッキーカラー！
入間銃兎「俺の色に染まりたい？まだだな、まだ、早い」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 405人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒプノシスマイク」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おやたぬき(プロフ) - Nanaさん» 嬉しいお言葉有り難うございます！プロポーズする独歩君ですね！！了解しました！！！少しお待ちください！！！！リクエスト有り難う御座います！！！！！ (2018年8月29日 18時) (
レス) id: 2cb3b2c501 (このIDを非表示/違反報告)
Nana - どれも素敵なお話でした！良ければプロポーズする独歩くんのお話 よみたいです！！！ (2018年8月29日 17時) (レス) id: 47b6b0fdaf (このIDを非表示/違反報告)
おやたぬき(プロフ) - 公序良俗さん» 了解しました！！暫しお待ち下さい！リクエスト、有難う御座いました！ (2018年8月28日 19時) (レス) id: 2cb3b2c501 (このIDを非表示/違反報告)
公序良俗 - すいません。リクエストで寂雷さんが嫉妬するお話お願い出来ますか？ (2018年8月28日 16時) (レス) id: 75b87ef95f (このIDを非表示/違反報告)
たぬきのこ(プロフ) - 朧流水斬さん» ひぇ！！そんな嬉しいお言葉貰ってはにやけが止まりません((独歩くんのﾔﾝﾃﾞﾚですね…！少し御待ち下さい！！有難う御座います！！！ (2018年8月25日 11時) (レス) id: 2cb3b2c501 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：おやたぬき | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sakuhi/
作成日時：2018年8月17日 10時
