t a n t u m __

5 6 amor ページ9

You side





………今、頭が混乱している。









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えっと…北人さんにキスされた、、

今まで、あんな北人さん見たことないよ？
ドキドキしちゃったよね。









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それと……壱馬先輩、怒ってた、よね？




先輩に言わないで埼玉行ったから？

あ、そばにいろっていうのは学校限定か。
ん？ちょっと分かんない…。









………あの人に話そう。誰かに言いたい。









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？「もしも〜し！」





『健太くんんんんん』





健「電話なんて何億年ぶり！！健太嬉しいよ〜！」





『先週電話かけたじゃん笑』









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はい、紹介します。


神谷健太くん。
私にとってお兄ちゃんみたいな存在のいとこ。





親戚の中で1番かっこいいと思ってます。
でもこれ言うと調子に乗りそうだから言わない。笑









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健「で、どうしたの？なんかあった？」





『困ってる…よくわかんない』





健「なになに？まさかAにも春が来たの？！」





『にも？健太くん来てるの？』





健「今は健太じゃなくてAでしょ！笑」





『ええ……だって、聞いてよ』









.









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状況と、自分が思うことを全部話すと何故か爆笑し始めた健太くん。









健「っはーーやばいね……っあははっっっ」





『面白い部分あった？！』





健「その2人めっちゃ一途じゃん！！笑
俺 一途なの好きだよ、笑笑」





『いや、私が言いたいのは…』





健「あはっ、笑…うん、分かるよ？笑
自分の感情についてけてないんでしょ？」









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さすが。健太くんは分かってくれると思った。






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