t a n t u m __

5 5 amor ページ8

Hokuto side





あ、顔赤い。可愛い。

壱馬にも見せちゃったんだろうなぁ…はぁ…。







Aの頬に手をそっと添えて顔を近づけると、目を逸らされた。









.









北「A…逸らさないで？」





『北人さん、、遊びなら嫌です…っ』





北「遊びじゃない。本気。」





『えっ…？』





北「本当に本気だよ？」





『そ、うなんですか…』









.









本気だと知ると、何故か安心し始めたA。


もしかして…本気の奴なら誰でも受け入れちゃうスタンスなの？







はぁ……警戒心の欠片もない…………。









.









北「他の奴のは簡単に受け入れちゃダメだよ？」





『え？ん…っ』









.









軽く触れるくらいのキス。

ゆっくりしたから、触れてた時間は少し長く感じた。









.









『っ…///』





壱「おい」





北「なんですか壱馬くん」





壱「Aに変なことしてねぇだろうな」





北「さあ？多分 壱馬と同じことしただけ」





壱「北人、、てめぇ、、」





北「実際、Aは誰の " モノ " でもないでしょ？」





壱「…！」





北「じゃーね？」 ﾌﾞﾁ









.









これ以上はAを困らせちゃうから、頭を軽くポンポンし「急にごめんね。お風呂入ってくる」と言って浴室に向かった。

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