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You side
ゆっくり目を開けると、自分の手が目の前にあって
鼻には美味しそうな匂いを感じる。
『……あ、れ?せんぱい…?』
壱「おお、起きた?食べようや」
『え…?私のもあるんですか…?』
壱「おん。冷めないうちに食べへんとな」
『ありがとうございます…』
.
.
『い、いただきます…』
壱「なんで緊張しとるん?笑」
『だって、初めてですから…先輩の家で食べるの』
壱「……食べへんなら俺が食べるで?」
『!食べます!』
壱「どーぞ」
.
先輩、料理も作れるんだ…完璧じゃん。
先輩が作ったカレーは私にちょうどいい味だった。
.
『先輩のカレーも甘口なんですか?』
壱「辛口やけど。食べる?」
『え…い、らないです』
壱「あげへんわ、笑」
.
辛いの苦手って知って甘口も作ってくれたんですか…?
なんか先輩が優しい。中学の時みたいに。
あの頃はあんなドS、みたいな感じじゃなかった。
先輩の優しさが身にしみて、さらに甘く感じた。
.
.
夜ご飯を準備して頂いたのでお皿は私が洗います!と言って、今洗っています。
水 気持ちいいなぁ。夏だからちょうどいい。
.
食器を割らないようにゆっくり洗っていると
先輩が背後からシンクの縁に手をついて
壱「遅いんやけど。暇。」
と、耳元で言ってきた。
.
先輩にとっては意識してないことなのに
私は異常にドキドキしてしまう。
しかも背後からだからね?余計に近く感じるんです…!
私の心臓収まれ……!!
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かぽ(プロフ) - 浅葱さん» そう言っていただけて嬉しいです!(;_;) ありがとうございます! (2019年7月2日 14時) (レス) id: 826993dbb8 (このIDを非表示/違反報告)
浅葱(プロフ) - 続きめちゃくちゃ気になります……!!!!! (2019年7月2日 1時) (レス) id: 31b1d8fc0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:gera | 作成日時:2019年6月23日 13時