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4 2 amor ページ43

You side




ゆっくり目を開けると、自分の手が目の前にあって
鼻には美味しそうな匂いを感じる。









『……あ、れ?せんぱい…?』





壱「おお、起きた?食べようや」





『え…?私のもあるんですか…?』





壱「おん。冷めないうちに食べへんとな」





『ありがとうございます…』








.







.









『い、いただきます…』





壱「なんで緊張しとるん?笑」





『だって、初めてですから…先輩の家で食べるの』





壱「……食べへんなら俺が食べるで?」





『!食べます!』





壱「どーぞ」






.






先輩、料理も作れるんだ…完璧じゃん。




先輩が作ったカレーは私にちょうどいい味だった。








.








『先輩のカレーも甘口なんですか?』





壱「辛口やけど。食べる?」





『え…い、らないです』





壱「あげへんわ、笑」







.







辛いの苦手って知って甘口も作ってくれたんですか…?

なんか先輩が優しい。中学の時みたいに。




あの頃はあんなドS、みたいな感じじゃなかった。







先輩の優しさが身にしみて、さらに甘く感じた。








.







.








夜ご飯を準備して頂いたのでお皿は私が洗います!と言って、今洗っています。





水 気持ちいいなぁ。夏だからちょうどいい。







.








食器を割らないようにゆっくり洗っていると
先輩が背後からシンクの縁に手をついて





壱「遅いんやけど。暇。」





と、耳元で言ってきた。









.









先輩にとっては意識してないことなのに
私は異常にドキドキしてしまう。

しかも背後からだからね?余計に近く感じるんです…!







私の心臓収まれ……!!

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かぽ(プロフ) - 浅葱さん» そう言っていただけて嬉しいです!(;_;) ありがとうございます! (2019年7月2日 14時) (レス) id: 826993dbb8 (このIDを非表示/違反報告)
浅葱(プロフ) - 続きめちゃくちゃ気になります……!!!!! (2019年7月2日 1時) (レス) id: 31b1d8fc0c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:gera | 作成日時:2019年6月23日 13時

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