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4 3 amor ページ44

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動きづらいし無駄にドキドキしてしまうから
離れてほしいなぁ…と思ったんだけど

先輩の顔を見ると「なに？早くして」とでも言うような表情だったのでそのまま続行しました。








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数分後






『終わりました！先輩！』








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くるっと振り向いて先輩と向き合う形になると
先輩は頭をポンポンしながら「ん、お疲れ」と言った。





その後すぐに先輩は無表情になって口を開いた。








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壱「…なんで先輩呼びなん？」





『？だって先輩ですから』





壱「先輩なんて学校にいっぱいいるやん」





『私にとっての先輩は、先輩だけです』







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そう言うと、一瞬 目を見開いたけど
すぐに元の表情に戻って「でもダメ」って言った。








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壱「名前もつけろ。」





『急にそんな無理です…！』





壱「つけなかったら罰ゲーム」





『えええ？！…わかりました。川村先輩。』





壱「はいアウトー。苗字却下」





『えぇ…((ﾁｭ ？！？！』





壱「ほら、言い直し」





『か、か、壱馬、先輩…』





壱「ふっ。よくできました。」





『っ…』///







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あれ、こんなに恥ずかしいことだったっけ？
名前で先輩呼ぶのって。



さっきまで涼しかったのに、暑く感じる。
ちゃんとクーラーついてるよね？









は〜やばい、と思っているとスマホが鳴った。

画面を見ると " 北人さん "の文字がディスプレイに表示されていた。

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