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第7話 ページ9

華「じゃ、帰ろっか?」

華波ちゃんの声に、みんな賛成する。

若武は、さっきまで翼と華波ちゃんを追いかけてたんだけど、全然追いつけなくて諦めたらしい。

そして、私達は帰る準備をして、グラウンドを出た。


__________



華「ねぇ、やばくない?」

みんなで帰っていると、華波ちゃんが小声で言う。

やばいって?

華「裏。つけられてるけど?」

ええ!?!?

彩「うっっ……むぐっ!」

嘘!?!?

と言おうと思ったら、華波ちゃんに口を塞がれ、止まりかけた私を、

私の後ろにいた風宮さんが押して歩かせた。

あ、危なかった………!

あっちに気付かれるところだったよ………!

上「どーすんだ?」

上杉くんが、冷静な声で言う。

若「美門、相手の数、わかるか?」

若武にきかれ、翼はマスクをはずす。

そして、顔をしかめる。

どうしたんだろ?

翼「相手の数は、10人くらい」

嘘っっ!?!?

多くない!?!?

そういえば、前にもこんなことあったよね…………

若「チッ………!どうするかな……」

若武が、舌打ちをしながら言う。

すると、華波ちゃんが口を開く。

華「私が相手しとく。その間に逃げて」

え!?!?

そっ、そんなの!

翼「ダメに決まってんだろ……!そもそも、1対10で勝ち目あんのかよ……!」

翼が、小声で言う。

うん、私も翼に賛成だよ。

すると、忍がきょとんとした顔で言った。

七「なんでだ?普通にみんなで戦えばよくないか?」

ええ!?

し、忍………危険なこと言いださないで!?

すると、若武が、「その手があったか!」と納得する。

いや、納得しないで!?

若「アーヤと小塚、音輝と澪乃はどうする?」

華波ちゃんは女の子だし、澪乃さんは喧嘩とか無理そうだもんね。

私と小塚くんはいつもの感じか。

すると、華波ちゃんと澪乃さんが反論する。

華「何言ってんの!?逃すのはアーヤと彦だけでいいでしょ!?」

華波ちゃんに、澪乃さんも続く。

澪「そうだよ!僕と華波だって強いんだよっ!?」

2人が言うと、若武が叫んだ。

若「あのなぁっ!音輝は女!澪乃は無理だろっ!?しっかり考え………ろ……」

あああああああああああああああああああああっっっっっっっっっっ!!!!!!!!!!

若武のバカっっ!!!!

気付かれたじゃんっ!

私達が恐る恐る後ろを振り向くと、10人の男の人が、こっちをみてたっていた。

あああ……………

もう、ダメだ!

おわりだっっっ!!!!!!

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ラン☆ - 美咲さん» うんー、おわった (2018年6月9日 13時) (レス) id: f1c457d677 (このIDを非表示/違反報告)
美咲 - お一!終わった! (2018年6月9日 13時) (レス) id: 829c7f019f (このIDを非表示/違反報告)
ラン☆ - 美咲さん» あんがと!☆ (2018年6月5日 19時) (レス) id: f1c457d677 (このIDを非表示/違反報告)
美咲 - ラン☆さん» 見た一! (2018年6月5日 17時) (レス) id: 829c7f019f (このIDを非表示/違反報告)
ラン☆ - 美咲さん» そーお?(*゚▽゚*) (2018年6月3日 18時) (レス) id: f1c457d677 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ラン☆ | 作成日時:2018年5月16日 22時

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