第9話 ページ13
ピーンポーン
彩「!!」
私が学校に行く準備をしていると、チャイムが鳴った。
ママに、出て、と言われ、急いで階段を降りる。
そして、ドアノブに手をかけたとき、私の頭に嫌な考えがよぎった。
もし、このドアの向こうにいるのが、昨日、私達を襲ってきた奴らだったら?
彩「っっっっ!!!!」
そう考えたとたん、ゾッとした。
でも、出ないと………ダメ、だよね。
あいつらじゃないことを祈りながら、私は震える手で、ドアを開けた。
彩「たっ、立花で___________」
!!
彩「華波ちゃんっっ!!」
私は、華波ちゃんの顔をみた瞬間、安心して緊張の糸が切れた。
華「彩?どしたの」
華波ちゃんに言われて、私はすっごくまぬけな顔をしていることを気づいた。
わっ!!
彩「え、えーと、華波ちゃん、何しに?」
私がきくと、華波ちゃんは、ああ、と言ってから、言った。
華「昨日のこともあるから、送ろうと思って」
!!
でも、迷惑だよね……?
彩「華波ちゃんに悪いよ!大丈夫」
できるだけ明るい笑顔をつくって言った。
そして、華波ちゃんの目をみてられなくて、俯いた。
すると、次の瞬間頭にデコピンをお見舞いされた。
えぇっ!?
華「ぜーんぜん大丈夫って感じしてないよ?それに、彩も部活あるでしょ?怯えながら行ってたら、間に合わないんじゃない?」
う………た、確かに……
でも……
彩「華波ちゃんも、部活あるでしょ?私と違うし、行く時間だって違うんじゃ?」
すると、華波ちゃんは、ニコッと笑って言った。
華「彩の部活と私の部活、行く時間一緒なの!3人は違うから、私だけだけど我慢してね!」
そんな天使の笑顔で言われたら、OKって言うしかないじゃんかーっっ!!←彩の方が天使 by華波
そして、華波ちゃんに待っててもらい、部屋に行って鞄をとる。
そして階段を降りると、お兄ちゃんと華波ちゃんが話していた。
話していた。
話して………いた……?
えぇっ!?
な、なんでっっ!?
彩「えっ、えっと、え?」
私が戸惑っていると、お兄ちゃんが言う。
裕「お前、知らねー奴に襲われたって、本当かよ」
えっっ!?
か、華波ちゃん…………
言ったのか………
家族には、心配かけたくなかったんだけど………
彩「うん……」
すると、お兄ちゃんははぁ、とため息をついて、
裕「あんまり1人で外出んなよ」
!!
そして、お兄ちゃんは華波ちゃんと一言かわして、家を出た。
心配………してくれたのかな?
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ラン☆ - 美咲さん» うんー、おわった (2018年6月9日 13時) (レス) id: f1c457d677 (このIDを非表示/違反報告)
美咲 - お一!終わった! (2018年6月9日 13時) (レス) id: 829c7f019f (このIDを非表示/違反報告)
ラン☆ - 美咲さん» あんがと!☆ (2018年6月5日 19時) (レス) id: f1c457d677 (このIDを非表示/違反報告)
美咲 - ラン☆さん» 見た一! (2018年6月5日 17時) (レス) id: 829c7f019f (このIDを非表示/違反報告)
ラン☆ - 美咲さん» そーお?(*゚▽゚*) (2018年6月3日 18時) (レス) id: f1c457d677 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラン☆ | 作成日時:2018年5月16日 22時