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第15話 ページ17









『あいつは思ったよりも私の頭にこびりついて離れない、』

『厄介なやつです』



私は怒っていたはずなのに、話しているうちに自分に呆れてきて苦笑した。

彼女は相変わらず目を見開いていた。



「松田くんが言ってた通り。……貴女は強いのね」



ごめんなさい、八つ当たりして。と彼女はまた謝っていた。

もう謝らないでください、と私が言うと彼女は少し困ったような笑みを浮かべた。


「貴女が篠原さんだって、直感的に思って、思わず話しかけちゃったの」

「松田くんがよく言ってたから。……とは言っても酔った時くらいしか話してくれなかったけど」


松田が、私の話を、?



「貴女はきっと、彼が大切に想っていた人だから」


「お話、したかったの」



それは期待してもいいんだろうか。

私は、否、私たちは、松田にとって大きな存在だったと。


彼女は気遣いのできる人だからなぁと一瞬湧いてきた淡い期待は消した。



『…私も知ってましたよ、佐藤さんのこと』



松田は彼女の話をする時だけ、

『愛おしそうな、目、してましたから』


そして彼女もまた____




どうしても彼女の目を見れなかった。

だがしばらくしても反応がないので不審に思い、彼女を見ると、彼女は、


絶望したような表情をしていた。

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のん@天使から墮天使 - 涙ぐみました。泣いてないよ、ここ大事← メール開いたときとお墓の前での所で…。夢主ちゃん、これからも頑張って!諦めないでね!(何この文章←)この作品を作ってくれた作者様、ありがとう。 (2019年4月2日 23時) (レス) id: 8589870327 (このIDを非表示/違反報告)
のんふらい(プロフ) - 凛亜さん» そんな風に言って頂いてありがとうございます…!もともと思い付きで書いてしまった作品なので素直に嬉しいです。これからきっちり完結させるのでこれからもよろしくお願いします!(レス遅くてすみません…) (2018年11月11日 13時) (レス) id: c22e0167f3 (このIDを非表示/違反報告)
凛亜(プロフ) - 切ない…;; 松田さんの墓の前で夢主が想いをぶちまけるシーンで泣きました… これからも応援してます…! (2018年8月27日 14時) (携帯から) (レス) id: 5bf9e29951 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のんふらい | 作成日時:2018年8月16日 20時

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