【鬼滅の刃】新しい隣人は、私の推しでした。2

第71話 デートの約束 ページ32

A炭治郎、今何してるー?




うーむ、既読がつかない。
昼前に送って今は夕方。
スマホの電源切ってるのかしら…

画面と永遠ににらめっこしながら「ぬぬぬ」と唸った




炭治郎今、家に帰ってる

炭治郎仕事のせいでなかなか見られなくてごめんな




メッセージとともに、泣いている犬のスタンプが送られてきた

『ふふ、可愛いな』



可愛いうさぎのスタンプを送れば、直ぐに「既読」というマークがついた




炭治郎そういえば、善逸がAと連絡先交換したいって。いいか?

Aいいよー!






善逸君の連絡先が送られてきたので追加する


A炭治郎さんから送ってもらいました!A Aです!よろしくお願いします

善逸よろしくねぇ!!!!!




善逸君はつねにハイテンションだなぁ
そんなことをぼんやりと思っていたのだが。








『そういえば私、超人気アイドル2人と連絡先交換しちゃってる！？』





今更、今更の話なのだ。
でも、私の中では少々パニックが起こっていまして。



そういえば私の彼氏って推しじゃん！？
え！！！！！！！！
私、推しと付き合ってるの！？

というかこんな国民的アイドルと付き合っていいわけ？他のファンの人は？バレたら私暗殺される！？





沢山の気持ちがごっちゃごちゃになって、結局炭治郎に『私達が付き合ってること、事務所の方は…』としか送れなかった。



炭治郎今日その話をマネージャーさんにしたら、「別にいいけどバレないようにしろよな」って言われた

炭治郎ってことで、今度デート行かないか??





いやいやいや。
前後の文脈噛み合ってませんよ炭治郎さん！！！！



A街中を炭治郎が歩いてたらバレバレじゃん!

炭治郎大丈夫大丈夫!俺、変装の上手さは芸能界1だから。




疑いつつも渋々了承する。
だって炭治郎とのデートなんてしたすぎるもん。



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なんだかんだあって当日！！

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炭治郎の耳飾り

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