検索窓
今日:23 hit、昨日:2 hit、合計:172,686 hit

第63話 大事な話 ページ22

「はあー、スッキリしたー!!」




10分程経っただろうか。竈門さんは本当にスッキリしたような様子で伸びをした








『声に出すと随分楽になるでしょう?カナエさん直伝の方法です!』




他の人の受け売りなのに自分が編み出した技のように得意げに言ってみる。
竈門さんはそんな私を見ていつもの爽やかな笑顔で笑った







「今度カナエさんにもお礼を言わなきゃだな。




Aちゃん。本当に、本当にありがとう。」






真剣な表情で私に頭を下げる
そんなに畏まること無いのになぁ




『当たり前ですよ。友達なんですから!』







「それでな、話したいことがあるんだ
俺の部屋に来てくれないか?」

『?いいですよ』




外では話せないことなのだろうか。もう少し、苦しくなってしまった原因について話してくれるのかしら
そんなことを考えながら竈門さんの後ろについて部屋におじゃまする






「コーヒーがいい?紅茶がいい?」
『えっと、紅茶お願いします』




竈門さんの部屋に来るのはこれが3回目。
そうめんを食べた時、善逸君に無理やり連れてこられた時、そして今。

何度来ても緊張は解けない







「どうぞー」
『ありがとうございます!』




おいしいアイスティーをいただく
ぷはぁ、やっぱりこれにかぎりますなぁ!なんてふわふわした頭で思っていた時だった






「大切な、話があるんだ。」






今までにない真剣な声色に、紅茶を見つめていた私ははっとして竈門さんを見る

第64話 告白→←第62話 救けて


ラッキー鬼滅アイテム

炭治郎の耳飾り


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (180 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
282人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

琴音 - めっちゃくっちゃ、キュンキュンしました!ありがとうございました🙇 (2022年3月15日 17時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
愛葉 - 私、ちょろいのかしら?推しじゃないのに炭治郎好き…ってなってる (2021年2月23日 18時) (レス) id: 4fb3344862 (このIDを非表示/違反報告)
聖奈 - 名前まで呼んでくれて最高だぁ! (2020年11月7日 13時) (レス) id: ac4232c1c8 (このIDを非表示/違反報告)
聖奈 - 64〜65話、グヘヘってなりそうになりました笑 (2020年11月7日 11時) (レス) id: ac4232c1c8 (このIDを非表示/違反報告)
蒼爽(プロフ) - 星流さん» ありがとうございますっ!!!! まだまだ続いていくので応援よろしくお願いします! (2020年8月11日 19時) (レス) id: 16faa558cc (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:蒼爽 | 作成日時:2020年6月2日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。