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妹って存在は1番近くに位置づけられているようで1番遠くに認識されてる。
少しだけでよかった。
少しだけでも、、
妹って眼鏡を外して私を見て欲しかった。
一緒に飲みに行くってわかって入念に手入れし直したメイクも今は滑稽。
大人の女性になりたくてずっと付けてた赤リップも、手でこすって全部落ちてしまえばいい。
どの色のリップをつけてもきっと彼は何も思わないと思うし、どんな言動をしようとも、、
きっと彼は眼鏡を外してくれない
…いや、外そうって概念がまずないから、彼に映る私は妹の私でしかない。
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もう、いい。
┆
裕ちゃんが悪いわけじゃない。
でも…私が悪い訳でもない。
こういう関係なんだ。私達は。
ずっと頭で難しいことを頭で考えてたけど、
�爐海ΔいΥ愀犬覆鵑澄���
っていう大雑把な結論を見つけると、
だんだん、聴覚が戻ってきたらしく、
私が進む度に響くヒールの音がやっと皮膚の感覚もとりもどして寒さを感じてる。
どんなに大雑把な結論でも
今の私には十分なんだって思いながら
少し上がった息を落ち着けるため何となく近くにあったベンチに座る。
新月なのか姿の見えない月を探しながら
耳を都会に向けていると
ﾌﾞﾙﾙﾙﾙﾙ…
着信であろう振動と音。
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れんり。(プロフ) - れーかさん» ありがとうございます、嬉しいです (2020年4月23日 15時) (
レス) id: f1c4f19e3d (このIDを非表示/違反報告)
れーか(プロフ) - 続き楽しみにしてます！ (2020年4月17日 21時) (レス) id: ed2c592510 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れんり。
| 作成日時：2020年1月13日 0時
