3話 ページ4
『ポアロ行ってきます』
「あぁ、頼んだ。」
現在時刻は午後4時。降谷さんに書類を届けるためポアロに向かう。
30分ほど車を走らせポアロにやってくる。
カラン
「いらっしゃいま せ＾＾おひとりでさか？」
いや降谷さん。安室透になりきれてないですよ。
『あ、はい。』
胡散臭い笑顔でこちらにどうぞと案内されたのは店の角際。
いや、そんなに嫌がんなくても
「お客様初めてですよね？(お前何しにきた)」
『あ、はい。なんとなく時間を潰しに来たんです。ミルクティーひとつ貰えますか？(そんなに怒らないでください。降谷零でてますよ。)』
「ねぇねぇお姉さん！！」
……あれ、この子、確か名前……
『はい。なんでしょう』
「ぼく、江戸川コナン！！よろしくね！」
な の る な。
最悪だ。書類を渡しに来ただけなのに。なんでいるのこの子。
「お姉さんって安室さんの知り合いなの？」
『いえ、今日初めて会いました。何しろこの店に来ること自体初めてですからね。』
この江戸川コナン。キッドキラーで有名だけど私は実は何度か見かけたことがある。めんどくさいやつ。そして、恐らく降谷さんが関わっている組織のことを調べている。小学一年生が。
「ぼくお姉さんの名前知りたいな！」
「コナンくん。彼女も困っていますから。ね？」
「やーだー！お姉さんとなかよくなるのー！」
誰だお前。さっきまであんな鋭い目でこっち見てたのになんだそれは。
『丹野です。よろしくね、コナンくん』
「下のお名前は？？」
『……A。丹野A。』
じぃっと何かを見透かすような目で見つめられる。
こんなの小学生がする目じゃないだろ。と内心悪態をつきながら私はニコニコしている。
「そっかぁ！Aお姉さんだね！ぼく今日はもうおうち帰らなきゃ！ばいばい！！」
『うん、気をつけてね。ばいばーい＾＾』
『可愛らしい子ですね。よく来るんですか？』
「はい。コナンくんは上の毛利事務所の子なんです。」
『なるほど…』
そんな会話をしながら安室さんにファイルを渡し、あとは20分ほどミルクティーを飲みながら読書をして帰る。
(ファイルを渡すだけなのにすごく疲れてしまった。)
(おつかれさま。たすかった。降谷さんはなんて？)
(お疲れ様です。コナンくんに疑われたなって。)
(…わるかった。だからそんな怖い顔するな。)
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りぃ(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます！もう1つも更新したいので少しずつにはなりますがよろしくお願いします。 (2019年7月28日 23時) (
レス) id: d0ef854191 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年6月30日 1時) (レス) id: 76d368eb20 (このIDを非表示/違反報告)
tanriko1387(プロフ) - 愛海さん» ありがとうございます！たのしみにしててください！ (2019年3月25日 12時) (レス) id: d0ef854191 (このIDを非表示/違反報告)
tanriko1387(プロフ) - 夢蜂さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします (2019年3月25日 12時) (レス) id: d0ef854191 (このIDを非表示/違反報告)
愛海(プロフ) - すっごい良いです！ツンデレｪｪ!!!更新頑張ってください！！楽しみにして待ってます！ (2019年3月24日 18時) (レス) id: 2a436838dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りぃ | 作成日時：2018年11月24日 15時
