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席に座るとすぐに数学の授業が始まった。

黒板に書かれていく式が暗号にしか見えなかった

メグ「・・・全くわからない・・・」

それはメグも同じみたいだった

あ「難しすぎるよ・・・」

キュウ「目立たないようにすればいいんだよ。当てられないように、大人しくいこう」

キュウは教科書で顔を隠しながら言った。

あ「そうだね!」

私とメグもキュウを真似して、顔を教科書で隠した


先生「誰?お喋りしてるの!」

あ「やばっ・・・」

メグ「どんくさいんだから、もう・・・」

先生が振り返り、私とメグは慌てて視線を逸らした。

キュウ「あれ・・・?」

だけどキュウは、動揺して

先生「あなたなの?」

あっさり先生にバレてしまった

キュウ「いや、あの僕は・・・いや、ねぇ・・・」

キュウが、あたふたしていると

流「すいません。僕の独り言です」

流が静かに立ち上がり、そう言った。

先生「独り言?あなた そんな癖があるの?
これは東大の入試問題よ。10分以内にこれを解けなければ、このクラスの授業にはついてこれないわ」

あ「そんなの無茶だよ・・・」

メグ「私たち、ホントは中2なのに・・・」


あ「・・・流・・・??」

流は何も言わず、すたすた黒板の前まで行き、スラスラと黒板に式を書いていく。

あ・メグ・キュウ「・・・・・・!!」

私たちは口を開けたまま、驚くしかなかった。

流「・・・先生。これでいいでしょうか」

先生「完璧だわ・・・」

そう言われ、流はすぐに席に戻ってきた

あ「流・・・すごいね」

流「これぐらい簡単だよ・・・」

そう言って、窓の方を見た。

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MIIJUMP(プロフ) - この作品がめっちゃ好きです!更新を楽しみにしてます!頑張って下さい! (2016年7月8日 21時) (レス) id: 383570da4f (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 更新楽しみにしています。これからも頑張ってください (2016年7月4日 20時) (レス) id: 8e2883a2f8 (このIDを非表示/違反報告)
きみか★(プロフ) - 昨日、22#以降 更新しています。 (2016年7月4日 15時) (レス) id: b43fb158a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - きみか★さんの作品大好きなので、更新嬉しいです!これからも頑張って下さい! (2016年6月25日 22時) (レス) id: 2a004216ef (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きみか★ | 作成日時:2016年6月25日 14時

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