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✱次の日✱
先生「えー、今日は37ページの合成関数から始めます」
今日も付いていけない授業が始まった。
キュウ「あの、先生」
キュウが、いきなり手を上げて立ち上がった
キュウ「亀田君の姿が見えないんですけど・・・?」
先生「出席簿に欠席届が挟まっていたわ。風邪をひいたから休むって。」
亀田君がいきなり休んだことに、私たちは疑問を感じた。
✱昼休み✱
今日の昼休みは、朝吹さんと遠矢さん、富永くんも一緒に中庭に置かれているイスに座って昼食を食べることに。
“全員で同じテーブル”って訳には行かず、
麻吹さん、遠矢さん、メグ、私 と
富永くん、キュウ、流
の女子と男子に分かれて、隣土押しのテーブルに座った。
メグ「ねぇねぇ。私たちさ、この学校のコレクターって奴を突き止めようと思うんだよね」
麻吹「コレクターを突き止める!?」
メグは、いきなりコレクターを突き止めると言ったため、麻吹さんは驚いた。
メグ「あたし達、探偵小説とかすっごく興味あってさ。」
あ「そうそう。私たち、昨日の話聞いたら興味持っちゃってね」
私はメグの話に合わせて言った
朝吹「でも、何かあったらヤバくない・・・?」
キュウ「・・・僕も良かったら手伝うよ」
話を聞いていたのか、隣のテーブルのキュウが言った。
富永「俺も参加するよ。なんか楽しそうだし」
麻吹「えーー!」
あ「遠矢さんも一緒にどう?」
コクッ
遠矢さんは小さく頷いてくれた。
キュウ「天草君はどう?」
流「僕も暇だし・・・手伝ってもいいよ」
流はそう言うと、読んでいた本を閉じて朝吹さんをジッと見た。
麻吹「わたしもやる!」
あ「えっ・・・!?」
麻吹さんは、あっさり“やる”と言った。
そんな2人を見ていると、
2人に何かあったのか、流は麻吹さんの気持ちに気付いているのか、一目惚れをしたのか・・・
そんなことばかりが頭をよぎった。
麻吹さんも捜査に参加してくれるのは嬉しいことのはずなのに、何故だか素直に喜べない自分がいた。
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MIIJUMP(プロフ) - この作品がめっちゃ好きです!更新を楽しみにしてます!頑張って下さい! (2016年7月8日 21時) (レス) id: 383570da4f (このIDを非表示/違反報告)
唯(プロフ) - 更新楽しみにしています。これからも頑張ってください (2016年7月4日 20時) (レス) id: 8e2883a2f8 (このIDを非表示/違反報告)
きみか★(プロフ) - 昨日、22#以降 更新しています。 (2016年7月4日 15時) (レス) id: b43fb158a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - きみか★さんの作品大好きなので、更新嬉しいです!これからも頑張って下さい! (2016年6月25日 22時) (レス) id: 2a004216ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きみか★ | 作成日時:2016年6月25日 14時